今紺しだ 今紺しだ
今紺しだ
今紺しだ こたえずにほほえむきみをみあげれば全天ぶんの星座がまわる
今紺しだ ものかげにしゃがみこませてかばってもrealはきみを消しにくるだろう
今紺しだ 蝉なけば夏は、告げれば感情は、開ければペットボトルは、終わり
今紺しだ 地球儀の明るいとこと暗いとこ、その境目で見上げる夕日
今紺しだ いちばんに来た教室で耳すます あのホルンこそ君の朝練
今紺しだ 電波とか道とか空は君にすでに誰かがつなげてくれているのに
今紺しだ ケータイを両手で持てば初雪の一片目として受け取る言葉
今紺しだ 詰めが甘い雑巾おれに貸してみと黒板受けを拭きなおす君
今紺しだ 