優花凛

優花凛

貴方が住んだ町を歩きて残り香をそこかしこに感じ入る

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優花凛

右腕のほくろの位置が符号みたい 貴方と私 惹き合う印

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優花凛

あの時にああ言ってれば変わったのかな君と私の関係性が

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優花凛

遠くへと行った君とは元々の心の距離もあったのかな

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優花凛

駐車場 違う車が停まってる 貴方の不在を不意に知る時

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優花凛

駐車場 違う車が停まってる

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優花凛

ペルセウス 流星に託す君の無事 遠くにいても空はひとつだ

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優花凛

頑張れと何度も言った貴方の声をリフレインしてしばし生きゆく

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優花凛

ふと見せた貴方の本性垣間見て我にかえりし 夏の終わりに

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優花凛

目で追った 後ろ姿を 目に焼いて 袂を分かつ 貴方と私

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