宵闇

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さりげない言葉の欲しく回すのは診断メーカーだったりする

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宵闇

書きかけの小説はぶつ切りのままいつかさばかれる日を待っている

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宵闇

蜘蛛つまむ手は小石ではないものを初めてしったみたいな振動

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夕暮れにひときわ響くうぐいすの声よアミーゴ、重なる歌に。

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どうせなら砂漠ではなくオアシスに泣ける日常、それがいい。

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宵闇

アンビヴァレンス心象逃れ上みれば正解みたいな空が青い

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宵闇

悪口は悪い意味での酔っぱらい相手にしてる暇なんてない

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宵闇

背景にみえない海があるように佇んでいる道歩むため

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宵闇

ホラーから救いは人のなかにあると教えてもらう焚火のような

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宵闇

原作は真夏の冷たい雨としてファンタジーに染み付いていたり

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