澄水

澄水

離れてる息子思えば落ち着かぬ罪悪生死凡夫よ我は

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澄水

靴下のズレを直して生きている明日がどっちか分からぬ我は

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澄水

弥陀仏を‹信›じ歌詠み生きてゆく踏まれようとも我は一草

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澄水

小市民只食べさせて貰うだけ歌詠むだけが楽しみな日々

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澄水

人見れば貪愛瞋憎沸き起こり南無阿弥陀仏を頼る他無し

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澄水

往生を‹信›じていても迷いの世繋がれている我であるかな

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澄水

だめおやじ歌を詠むしか能のない妻に敷かれて今日も歌詠む

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澄水

何処までも良き羊飼い付いて往くそれも人生迷う子羊

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澄水

どうしょうもない澄水真っ直ぐに歩くしかない月子支える

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澄水

夏闇は月アンタレス包みおり薄い布団に包まれ二人

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