本当に 心の底から 好きなもの この世にいくつ あるのだろうか

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手につかないほどあなたを思い出すからからこれが恋じゃなければいいのに

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朝方に 扉を開き ぞっとする 冷たい風は 一体いつから

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熱帯夜に溶けた飴をまあいいかとほおばる妹の口元

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愛おしい 日差しに育つ 芽の中に 寂しさを見るのは いつも七月

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この夜が明けないようにと願う身をなだめすかしてまた目をつむる

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リビングの蛍光灯が消えたあと日曜日には僕と猫だけ

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