美富うをみ 美富うをみ
美富うをみ
美富うをみ 永遠に交わることがないことを雪の降る日の轍は知った
美富うをみ 重心がずっとずれてる状態のウェットティッシュむちゃくちゃに出す
美富うをみ 日の長い定時に帰るひょっとしてこんなものかもしれない白夜
美富うをみ わたしたちコロナ時代を振り返るだろう砂場に落ちてるマスク
美富うをみ 青空は儚い夢とあきらめて整列してる部屋干しのシャツ
美富うをみ 火の如く侵略すること開いた窓からバスジャックする焼き鳥屋
美富うをみ 逢うたびにいい相槌がうてなくてふたり笑って過ごせるマスク
美富うをみ ゆるやかに膝に太陽おりてきてバスはそろそろ鴨川あたり
美富うをみ 