鈴木ベルキ 鈴木ベルキ
鈴木ベルキ
鈴木ベルキ 掌底を打ったら決まる位置に来たカレーを持ったウーバーイーツ
鈴木ベルキ アルバムの昔の君を見るときの知らない世界線は夕焼け
鈴木ベルキ 愛なんだなんだかんだでトーストと一緒に出てくる味噌汁とかも
鈴木ベルキ 乗客が自分だけしかいない日のバスは小さな王国となる
鈴木ベルキ 極太のマジックペンで次々と春が生まれる丸つけをする
鈴木ベルキ 好きな具のないおにぎりの棚にいてどんなに好きかを改めて知る
鈴木ベルキ 届くかも知れない位置にある月を求めるように芒は揺れり
鈴木ベルキ 湯たんぽに実家の犬の名をつけてひとりの部屋を温めている
鈴木ベルキ 