Tokari Tokari
Tokari
Tokari 狐雨、泣いてる貴方瓜二つ峠を越える背中が一つ
Tokari 霧の先混沌深い午前4時電柱たちが踊ってるみたい
Tokari 春めいて一呼吸ごと移りゆくこの気持ちさえ儚く見える
Tokari 道標枯れゆく先に続いてる息呑んだのはわたしのエゴか
Tokari 頑なに降り注ぐ雨アスファルト取り残された一人の少年
Tokari ふてくされ覚えた言葉、武器にした君なら盾で防いであげる
Tokari 光沢を自慢げ話す魚の群れ、海辺で跳ねて口をぱくぱく
Tokari 自販機に悪態ついて怒るねこ、僕の方には見向きもしない
Tokari 