広島に 心をはせる 身をよじる 八月六日 声なき声よ
題『音(テーマ詠)』 にて
駅を出て 階段降りれば 海と空 右頬染める 朝陽と風と
題『音(テーマ詠)』 にて
この夏の暑さは異常で心臓の壊れる音が聴こえる気がして
題『音(テーマ詠)』 にて
人混みにまぎれ泣いてる人がいる気づかぬふりの人に雨が降る
題『泣』 にて
悲しけりゃ泣けばいいよと満月の声が聞こえた一人の夜に
題『泣』 にて
モナリザの微笑なぜか泣いていてあの日の君とどこか似ていて
題『泣』 にて
あの夏が返してくれた陽炎は儚く消えた初めての恋
題『返』 にて
下宿屋のトイレが共同だった頃 楽しかったな学生時代
題『楽』 にて
楽しげに歌うあなたが好きでした音もリズムも気にしてなくて
題『楽』 にて
楽しくて迷えばなおさら楽しくて二杯の酒に二首の歌詠む
題『楽』 にて
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