降り注ぐ 心の雨に 傘差して 歩み進めば 紫陽花輝く
題『傘』 にて
独りだと 対処に困る 虫退治 苦手な虫が 出ないを祈る
題『ひとり暮らし(テーマ詠)』 にて
実家出て 門限なくなり 午前様 テレビも風呂も 独り占め出来
題『ひとり暮らし(テーマ詠)』 にて
遊歩道 進む先には 黄金に 染まる夕空 夕日追う吾子
題『遊』 にて
「家帰ろ」吾も吾子もインドア派 やはり一番 家が落ち着く
題『家』 にて
家の中 片付けしても 意味なくて すぐ散らかされ 元の木阿弥
題『家』 にて
三年は 疾うの昔に 過ぎ去りて いつまで石の 上にいるのか
題『石』 にて
雨の中 相合い傘で デートした 青春 胸に ときめき残る
題『傘』 にて
雨女 天気予報の 傘マーク あぁまた雨か 予定変更
題『傘』 にて
辛さ故 殻に籠もりて 生きてきた 今こそ殻から 出づる時機かな
題『から』 にて
コメントをもっと読み込む