自動ドア脇の門松 同僚と上司と交はす 年始の挨拶
題『年』 にて
乗馬テク宛(さなが)ら 犬に跨(またが)りて 部屋中を駆け回りぬ赤児
題『馬』 にて
金色に煌めく 街路樹のイルミネーション並ぶ 駅ビルの宵
題『駅』 にて
夢現(ゆめうつつ) 気付けば 目的駅手前 車窓の空は 既に鈍色(にびいろ)
題『駅』 にて
姉妹(きょうだい)と おせち料理を つまみつつ 駅伝を観ゆ 片手には酒
題『駅』 にて
庭先の吊篭に 輪切りのみかん 啄(ついば)むメジロ 冴ゆる冬空
題『みかん』 にて
隣家より もぎたてをお裾分けされ 年々甘く成りゆくみかん
題『みかん』 にて
久方の従兄弟らと顔合はせ呑む 積もる話の尽きぬ正月
題『正月』 にて
食細くなりつ 持ち直す老犬 無事に一緒に 正月迎へり
題『正月』 にて
歳暮(さいぼ)の夜 年越し蕎麦を食み 君と 来年も良き年をと願ひぬ
題『大晦日(テーマ詠)』 にて
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