雨になる前に歩いてみないかと五月の風に誘われる靴
題『五』 にて
両方の指じゃ足りないこんなにもあふれる好きを数えてる夜
題『あふれる・こぼれる』 にて
道草を食べていたので遅刻した草食系が平和を築く
題『道』 にて
どの星も光り方さえ選んでるたとえば君にだけ見えるとか
題『ひかり・光』 にて
話すことなくなったから緑でも見ていようぜ、なあ、見ていようぜ
題『みどり・緑』 にて
もしかして違う世界があるかもと手をかけるドアとりあえずノック
題『もし』 にて
乗り換えをしたはずなのに行き先はふるさとまでのリトルジャーニー
題『行』 にて
しあわせがあふれてしまって淋しさが旅に出てる日少し淋しい
題『さびしさ(テーマ詠)』 にて
軒先にスワローが来てハローと言う飛び立つ前の小さな家で
題『自由詠』 にて
空白の日記帳の中浮かんでる雲がのんびり毎日をゆく
題『空』 にて
コメントをもっと読み込む