
2023-02-03


わたしなど どうでもいいと わかるから だからわたしは すすんで笑顔

街を泳ぐ どこからともなく 溢れ出す 闇の色した 如実な悪意

喧騒の 中なら独り きりでない なにもかも 名前も捨てて 街角居

台風の まとうローブの すそのした 風に遊ばれ 右へ左へ

昼と夜 本物は どちらのあなた どちらでも 好きに変わりは ないけれど 確かめたいほど たまに別人

夜明け前 ガラス窓に ほおをつけ 低く響く 音を感じて

翔太郎なんだかちょっとかわいそう親の言いなりやりたかったか(岸田家)

春がくる獅子座の友を羨やんで我は蠍座美川のせいよ
