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お題
題『ユニクロ（テーマ詠）』
題『自由詠』
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あたたかい あなたの右手 握りしめ
冷たいこの手を あたためさせて
ゼレンスキー貴方の声を世界が聞いた なのに始まるまた戦争
天が泣く 川を流るる 花筏 想い人待つ 恋の蛍よ 216
ひらひらと羽黒蜻蛉の蝶の舞 緑光放ち闇に消えゆく
戦争で 今日も命が 消えて行く 何も出来ずに 見ている俺は 215
ケセラセラ コウウンリュウスイ レットイットビー キョシンタンカイ ウンエンカガン 214
人生で 一番、好きな 言の葉は 有るようにある 成るようになる 213
交わらぬ 性善説を 説く君と 性悪説を 説く私とは 212
隠してる 積もりはないが 皆、知らぬ こんな私が 短歌、詠むこと 211
あの時は 死んでもいいと 思ってた 君と出会えて 君と別れて 208
短歌はね 縦書きのほうが 格好いい でもね何故だか 横書きが好き 207
面倒だ 振り返るのも 悔やむのも 立ち止まるのも 進む事さえ 206
戦争の ニュースに心 痛みしも
何ができよう 祈りのほかに
墓探し草生い茂る山裾の手を入れるなと天の地の声
吾亦紅秋の広がるふるさとはもの哀しくもういい帰れと
あの恋の弔いしたくてふるさとへ一人ポッチのプチ同窓会
iPhoneケースを外すのは無茶と言われ一年無傷で過ごす
可愛いね あなたとあなたの右隣 おんなじカッコで突っ伏してるの
文豪の名前を全部まくし立て「これが私の名前」と言いたい
左手で 顔の半分 覆いつつ 右の眼で見る 君の哀しみ 201
開けておく心の窓に何時も空晴れ渡ったり雨が降ったり
不思議だね 百年前は 居なくてさ 百年後にも 多分居ないね
塩あびた ナメクジきっと つらかろな 辛いラーメン 飲み干した午後
道がない わけじゃなく ただ目の前に 立ちはだかるもの 心くじくもの
色々と むずかしいこと あるけれど よんでみようか ただなんとなく
星屑を 拾い集めて 月影に みそひと文字の 銀河を創る 200
忘られぬ 名前が一つ この胸に 昔、何度か 出会いし人よ 199
夜空には雲におぼろな一つ星 まだこれからだ歩いていこう
星屑が この手のひらに こぼれ散る 拾い集めて みそひと文字に 198
宗教は 誰彼のため 有るんだろ 救いあうため 殺しあうため 197
その人は 移ろひながら 消えて行く 大地、流るる 風のようです 196
世も末だ 顔を見せない 人たちが ただ、繰り返す 批判や非難 195
問いかけは 答えを知りたい 本当は 聞いてほしくて 私の話を
偶然か必然なのかいつの間に乗り合わせてる家族という舟
秋風にさわやかだねと言う人の心をを抜ける秋風を知る
世事俗事サイレン鳴らしパトカーの後ろを追っかけスマホが走る
変えていい趣味も興味も何度でも一生モノに出会うときまで
背徳に焦れて焦がれて恋遊戯うす紅引けばつのるせつなさ
世の憂い喜び怒り下に見て 雲流れゆく果てない空を
なんとなく ただ、なんとなく 短歌詠む それでいいのか それがいいんだ 194
君からの返事ないまま ピリオド打てず コスモスそよぎ ジエンド告げる
朽ちてなお根を伸ばしつつ春を待つ桜吹雪の夢のまた夢
花よりも美しいのは花を贈る
誰かを想うあなたの心
強力なねぐせがずっとなおらないぴんぴんはねるひだりがはねる
ヒョウ柄を着たことのない人生だなんやねんそのステレオタイプ
人間は 虐められたり 虐めたり 見て見ぬふりで 何がしたいの 193
五段階変速付きの自転車できみは五つの風をあやつる
ログインをするとき人のふりをしてチェックをつける ぼくはロボット
永遠に 交われるようで 交われず 男と女 二重の螺旋 192
大木よ おまえは何を見てきたの
短い人の一生などや