お題 題詠 題『朝』 お題 2023.10.08 ・お題にあった作品のご投稿をよろしくお願いいたします。・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください。・トップページの注意事項をご確認のうえ、お楽しみください。
初物に結露加える秋冷えに風量あげて暖機運転
信じればくっつくかしら朝食の濃いヨーグルト骨折に効け
弁当に傘を重ねて送り出す出雲時雨に妻女の憂い
自転車で いつものみちを駆け抜ける 金木犀の 香った今朝は
カーテンも瞼も鼓膜も薄いから日もアラームも私を覚ます
朝靄のテント這い出て飯盒の山の女の手際に惚れて
元気よくさえずるスズメ飛び交って今日の秋晴れ約束するよ
冷えている空を消すよにラップする雀のなき声 チュンチュンちゅちゅちゅん
真っ青な 秋晴れに胸を 膨らませ 静かに出かける 霧の濃い朝
愛撫する剥き出しの肌朝の風抱かれていたい秋の恋人
ありがとうございます。
ひんやりと夢見顔打つ秋の風(笑)
愉しい夢夜を(^^♪
灰色の空におはようを放り出し無機質装いエンジンかける
ボヤポヤと彷徨う意識追いかける さっき見ていた夢も溶けゆく
浮き寝する鳥をあやして秋時雨弔う夏の火の埋み恋
目で交わすおはようだけの恋心袖する老いのときめく散歩
ありがとうございます。
片恋も老いは愉しむほんわかと(笑)
素敵な今日を(^^♪
もうそろそろ天使が来るかな地上での仕事は終えたあなたを愛して
カーテンの隙間射し込むひとすじの朝陽頼りに闇抜け出しぬ
薄曇りつがいの鳩が身繕い寝ぼけまなこのスズメが一羽
氷割る祖父のカナヅチで起きる5時、そんな朝すらもう懐かしく
早朝の新幹線を前にしてそろそろ胸が躍っています
早朝の部屋に差し込む木洩れ日がゆらゆら揺れる トーストの上で
運勢をチャンネル変えてもため息のこんな朝には濃い目の化粧
ありがとうございます。
騙されてなおも嬉しい恋の運(笑)
素敵な秋夜を(^^♪
朝冷えや湯気立つ鍋の味噌の香にはや置き去りの冷や汁の素