・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
前略にみぞれ交じりの雨が降る破って始める寒の挨拶
寒いかなアナタのためなら死ねるとか言ってみたいし言われてみたい
あんかけをかければなんでも食えるのさ!北風だって、寒空だって
堂々とケーキを飾る寒苺熟れ売れ時に聖夜が通る
冷え込めば恋も驚く花の咲く心をほぐすや寒中梅
エアコンと毛布で暖とる冬の夜心は寒い独り身の夜
寒暖差激しくなると天気予報ふたりの今の温度差何度?
冬の蚊の寒くかじかむその針で刺せるかどうぞ俺もまだ生きる
寒さの夏 オロオロ歩く賢治の涙 科学のレベルは今だに低く
寒空に 孤影悄然 待つ列車 手のひらで舞う 二枚の切符
寒いほど寄れば温かいと知ってる母の胸に父の背中に
灰色の空を抱くよう深呼吸吐きながらつぶやく「生きている」
寒椿 その熱だけを交わらせ もっぱら眠る首を落として
恨みとか憎しみなんてこじつけで火を着けたのは寒かったから
三時間ねばって今日も素寒貧二度とパチンコしないと誓う
こたつまで壊れて暖のない部屋の寒々冷えるもう慣れました
電飾ののたうつ森に火を放てひとり寒き夜あたためるよう
秋と冬昨日と今日の寒暖差 寒さで迷うコートの種類
寒い夜 枕を濡らす 小糠雨 コウコウコウと 小夜千鳥鳴く
体から風呂に解け出る寒気の子たち耳を澄ませばヒュぅ…と鳴く
早朝の人影のない公園で寒い空だけベンチに座る
オヤジギャグ「寒っ」と言って立ち去られ後に残るは子犬と私
潔く散り際見せぬ寒椿 未練の影に鮮やかに落ち
寒風が焚き火と隙間で戯れて 薪赤々と頬を染めてる
南極で暮らす仕様のペンギンも寒さをしのぐおしくらまんじゅう
肌寒い風がくっつくことのない僕らの距離を明確にする
寒さより寂しい方が辛いから缶のココアを二人分買う
縁取りをピンクにしてみた恋の絵は真ん中真っ黒寒い思い出
よく似合うねって褒められたさよならは心を満たす寒い北風
ぬくもりが欲しくて君の手にちちんぷいぷい恋を占う
寒天に閉じ込められて参ったなアンコと黒ミツ捜しにいくか
寒空を白い吐息が昇りゆく思いをのせて上へ上へと
寒いよね。うん寒いよね冬だねー。息子と言い合う温かい朝
寒いねとつぶやきなぜか寒いねと答えがあるの怖っ(独居です)
これはもちろん俵万智さんの有名な短歌の本歌取りというかパロディです。著作権的にまずいなら消します。
蔑みを好んで織るや綾をなし寒の孤独の言霊尖り
寒冷前線が通過する瞬間大暴風の中でキスして
うーん、嫌いじゃないですね、その暴風感!
味噌汁にほかほかご飯お風呂の湯寒き日の友立ち上ぼる湯気
格子戸のすきまを鳴くや寒の風君待つ宵に恋こそ泣くに
口紅を濃い目に引いて寒化粧夢夜を君と万葉の恋
そばだてた襟から漏れる吐息には寒の白さと恋の桃色
推しドラマグッズ続々展覧会 財布の中は寒気(かんき)の予報
港からさっき届いた寒ブリを刺身に切って共は熱燗
寒天がするり逃げては不透明政治家たちを凝縮するごと
前略にみぞれ交じりの雨が降る破って始める寒の挨拶
寒いかなアナタのためなら死ねるとか言ってみたいし言われてみたい
あんかけをかければなんでも食えるのさ!北風だって、寒空だって
堂々とケーキを飾る寒苺熟れ売れ時に聖夜が通る
冷え込めば恋も驚く花の咲く心をほぐすや寒中梅
エアコンと毛布で暖とる冬の夜心は寒い独り身の夜
寒暖差激しくなると天気予報ふたりの今の温度差何度?
冬の蚊の寒くかじかむその針で刺せるかどうぞ俺もまだ生きる
寒さの夏 オロオロ歩く賢治の涙 科学のレベルは今だに低く
寒空に 孤影悄然 待つ列車 手のひらで舞う 二枚の切符
寒いほど寄れば温かいと知ってる母の胸に父の背中に
灰色の空を抱くよう深呼吸吐きながらつぶやく「生きている」
寒椿 その熱だけを交わらせ もっぱら眠る首を落として
恨みとか憎しみなんてこじつけで火を着けたのは寒かったから
三時間ねばって今日も素寒貧二度とパチンコしないと誓う
こたつまで壊れて暖のない部屋の寒々冷えるもう慣れました
電飾ののたうつ森に火を放てひとり寒き夜あたためるよう
秋と冬昨日と今日の寒暖差
寒さで迷うコートの種類
寒い夜 枕を濡らす 小糠雨 コウコウコウと 小夜千鳥鳴く
体から風呂に解け出る寒気の子たち耳を澄ませばヒュぅ…と鳴く
早朝の人影のない公園で寒い空だけベンチに座る
オヤジギャグ「寒っ」と言って立ち去られ後に残るは子犬と私
潔く散り際見せぬ寒椿
未練の影に鮮やかに落ち
寒風が焚き火と隙間で戯れて
薪赤々と頬を染めてる
南極で暮らす仕様のペンギンも寒さをしのぐおしくらまんじゅう
肌寒い風がくっつくことのない僕らの距離を明確にする
寒さより寂しい方が辛いから缶のココアを二人分買う
縁取りをピンクにしてみた恋の絵は真ん中真っ黒寒い思い出
よく似合うねって褒められたさよならは心を満たす寒い北風
ぬくもりが欲しくて君の手にちちんぷいぷい恋を占う
寒天に閉じ込められて参ったなアンコと黒ミツ捜しにいくか
寒空を白い吐息が昇りゆく思いをのせて上へ上へと
寒いよね。うん寒いよね冬だねー。息子と言い合う温かい朝
寒いねとつぶやきなぜか寒いねと答えがあるの怖っ(独居です)
これはもちろん俵万智さんの有名な短歌の本歌取りというかパロディです。著作権的にまずいなら消します。
蔑みを好んで織るや綾をなし寒の孤独の言霊尖り
寒冷前線が通過する瞬間大暴風の中でキスして
うーん、嫌いじゃないですね、その暴風感!
味噌汁にほかほかご飯お風呂の湯寒き日の友立ち上ぼる湯気
格子戸のすきまを鳴くや寒の風君待つ宵に恋こそ泣くに
口紅を濃い目に引いて寒化粧夢夜を君と万葉の恋
そばだてた襟から漏れる吐息には寒の白さと恋の桃色
推しドラマグッズ続々展覧会 財布の中は寒気(かんき)の予報
港からさっき届いた寒ブリを刺身に切って共は熱燗
寒天がするり逃げては不透明政治家たちを凝縮するごと