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一晩を思い悩んで来た朝の 窓辺の光瞼を撫ぜる
雲間から伸びる光の梯子あり我を招いている気がして
ゼロとイチ光の速さでまたたいて想いは走る雲の網の目
猫が跳ぶ光の玉を追いかけて捉えられずをものもとせずに
寒い夜は真空管の音を聴き熱と光の孤独の灯り
一光年9兆4600億kmだとかどうでもいいがしあわせですか
朝方のカーテンに迫る陽光は自らにある儚い勇気だ
名も知らぬ 清掃員の 額には 汗一滴 光り輝く
法廷にブラックライトが持ちこまれ裁判長のカツラが光る
月明かりソファーに深く腰かけて ひとり静かに月光を聴く
キャンドルの光揺らめく瞳から転がり落ちた一滴の謎
雨上がり天使の梯子輝いてわたしの町が祝福される
年末にのぞみがすぺて指定席そしたらひかり100%超えだ
朝日って希望の光というよりはむしろ「またか」の感が強くて
「ありがとう」君の残せし一言は光りとなりて我の心に
君の眼に 星の雫が 光る時 月の欠片が 惑いたゆたう
陽が昇る 青と赤との グラデーション 神様からの 光の褒美
光り物こはだ握りになめろうの板の粋食う手酌が美味い
夕暮れに家路を辿る島民ら光も音も同じ速度で
揺らめきてスイムレーンの底を這う水面(みなも)あるいはひかりのかたち
除夜の鐘響く空から降ってくる光の粒は誰かの願い
皓月のスポットライトに照らされた君の目尻に花を植えたい
動物と孫の写真を撮りたがる父のカメラが集める光
沈んでくこんな気持ちにピンを留め溶け出してまた光れ恒星
光には必ず影が付きまとう 光強ければ影はより強く
陽の光浴びて散歩の二十分街は変わらぬ年末の午後
一晩を思い悩んで来た朝の
窓辺の光瞼を撫ぜる
雲間から伸びる光の梯子あり我を招いている気がして
ゼロとイチ光の速さでまたたいて想いは走る雲の網の目
猫が跳ぶ光の玉を追いかけて捉えられずをものもとせずに
寒い夜は真空管の音を聴き熱と光の孤独の灯り
一光年9兆4600億kmだとかどうでもいいがしあわせですか
朝方のカーテンに迫る陽光は自らにある儚い勇気だ
名も知らぬ 清掃員の 額には 汗一滴 光り輝く
法廷にブラックライトが持ちこまれ裁判長のカツラが光る
月明かりソファーに深く腰かけて
ひとり静かに月光を聴く
キャンドルの光揺らめく瞳から転がり落ちた一滴の謎
雨上がり天使の梯子輝いてわたしの町が祝福される
年末にのぞみがすぺて指定席そしたらひかり100%超えだ
朝日って希望の光というよりはむしろ「またか」の感が強くて
「ありがとう」君の残せし一言は光りとなりて我の心に
君の眼に 星の雫が 光る時 月の欠片が 惑いたゆたう
陽が昇る 青と赤との グラデーション 神様からの 光の褒美
光り物こはだ握りになめろうの板の粋食う手酌が美味い
夕暮れに家路を辿る島民ら光も音も同じ速度で
揺らめきてスイムレーンの底を這う水面(みなも)あるいはひかりのかたち
除夜の鐘響く空から降ってくる光の粒は誰かの願い
皓月のスポットライトに照らされた君の目尻に花を植えたい
動物と孫の写真を撮りたがる父のカメラが集める光
沈んでくこんな気持ちにピンを留め溶け出してまた光れ恒星
光には必ず影が付きまとう 光強ければ影はより強く
陽の光浴びて散歩の二十分街は変わらぬ年末の午後