・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
新人のデビュー来たり初打席電撃的なサヨナラ打席
電飾で塗り潰された地表写真 それでも地球は未だ青いのか・・
あのせいで君の体温奪われる 電池の切れた人形のように
昼間だけ明るく光る部下の俺夜は光らぬ瀕死の電球
電気代値上がりしても便利さを求めて今日も家電屋へ行く
電車待つホームで泣いてる人がいる気付かぬふりして月も隠れて
太陽光発電パネルが整然と並ぶ田んぼの跡地にたたずむ
停電に加え断水に見舞われる被災地復興応援しよう
手のひらのスマホが重いあの人に電話しないと終わらないこと
君と乗る約束をした江ノ電は夕陽をあびて明日へ走る
知らねえよわっかんねえよわかんねえ廊下の受話器死ぬほど重い
君の声忘れる前に電話する 声から忘れてしまうらしいから
君を乗せた電車が遠くなるほどに 我の心は軋みていたり
みじん切りするたびどこか電流が来てくちびるを噛み締めている
親元離れし頃公衆電話向こうに懐かし家族の声
バッテリー切れた体が充電を探して辿り着いた吾子の頬
雪原をゆくり電車で旅したい君の想い出道づれにして
電線を蹴って飛び立つムクドリは皆の待ってる寝ぐらへ帰るか
トンツーと電鍵叩く剥き出しの真空管に神秘の灯る
窓に雪裸電燈三畳間べニヤの壁の白黒写真
帰宅後の未読メールに怯えつつ電源入れる朝のパソコン
電話越し一際元気な君の声「何かあったの?僕に教えて?」
稲妻が電光石火で駆け抜けた 初めて君を見た教室で
火星から届く電波に従って逆走する高速道路に雪
多摩川を渡る電車は助走して夕焼け空に飛び込んでゆく
新人のデビュー来たり初打席電撃的なサヨナラ打席
電飾で塗り潰された地表写真
それでも地球は未だ青いのか・・
あのせいで君の体温奪われる
電池の切れた人形のように
昼間だけ明るく光る部下の俺夜は光らぬ瀕死の電球
電気代値上がりしても便利さを求めて今日も家電屋へ行く
電車待つホームで泣いてる人がいる気付かぬふりして月も隠れて
太陽光発電パネルが整然と並ぶ田んぼの跡地にたたずむ
停電に加え断水に見舞われる被災地復興応援しよう
手のひらのスマホが重いあの人に電話しないと終わらないこと
君と乗る約束をした江ノ電は夕陽をあびて明日へ走る
知らねえよわっかんねえよわかんねえ廊下の受話器死ぬほど重い
君の声忘れる前に電話する 声から忘れてしまうらしいから
君を乗せた電車が遠くなるほどに
我の心は軋みていたり
みじん切りするたびどこか電流が来てくちびるを噛み締めている
親元離れし頃公衆電話向こうに懐かし家族の声
バッテリー切れた体が充電を探して辿り着いた吾子の頬
雪原をゆくり電車で旅したい君の想い出道づれにして
電線を蹴って飛び立つムクドリは皆の待ってる寝ぐらへ帰るか
トンツーと電鍵叩く剥き出しの真空管に神秘の灯る
窓に雪裸電燈三畳間べニヤの壁の白黒写真
帰宅後の未読メールに怯えつつ電源入れる朝のパソコン
電話越し一際元気な君の声「何かあったの?僕に教えて?」
稲妻が電光石火で駆け抜けた 初めて君を見た教室で
火星から届く電波に従って逆走する高速道路に雪
多摩川を渡る電車は助走して夕焼け空に飛び込んでゆく