・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
犬と人どちらが主人かわからない早朝の路上糞そうじ
しょうもない短歌散らしたその中にたまにキラリと絵心咲いて
「結婚した」新聞たちが止まらない黒字と活気つれたヒーロー
散歩中大豪邸の表札を確認するや金持ちの名を
うたの種ぽつりぽつりと浮かぶ午後 一首詠んだらうたた寝をする
少女は大人になりたがる 少年は大人になりきれず 二人の恋は 泡沫の夢と幻、玉響の泡と影
おまえにも花を手向けていつか皆変わっていくと口ずさむんだ
乗り越えた先美しい景色広がる過ぎ去っていく風になる
南から仕事に来た彼のスマホには青い海と10頭の犬
迷いなく飛行機雲が引いてゆく冬と春の間に白線
日本人(イルボニン)の役はすべて韓流が演じるドラマのざ行のざわめき
カレンダー二月の紙を剥ぎ取ってハサミで切ってメモ用紙にする
青春の恋は残酷彼がだって平気で告げる自由が嫌い
淡き春あれからの君ふと思う近頃なぜかとても気にかかる
常識と普通に火を点け持ち寄った色とりどりのマシュマロを焼く
やや寒も窓打つ風の春便りやばくねえだって恋の胸騒ぎ
あのねのね恋がつまづきジャンケンポンあいこでしょだって別れるくせに
母の雛女房の雛と子の雛とお供省略桃のリビング
麻痺あるも調子外すも妹は「なごり雪」歌う体揺らして
出会ったのは生地はイタリアというコート着れば身長5ミリ高くなる
だんじりの中でカレーを食べたので福神漬けが飛び散っている
「頑張れ」の代わりに使えるものの名を教えておくれ元気にしたい (ちょっと外出します)
雨垂れがぽつぽつ聞こえる家に住み沢庵ぽりぽり齧る幸せ
早朝の揺れで起こされ目が冴えて頭をよぎる過去の震災
またひとつ遠き日の恋憑依して黄泉の道連れ思い出不倫
ねことぶたとかえるの三つの箸置きはいつも一緒にあの頃のまま
三つ編みをそっとほぐしてゆきながら恋が終わってゆくこと知る
食洗機からローザンヌコンクールバレエのように食器を戻す
失恋を見事に引きずる証明に深夜一時を二十五時と言う
遅くまで寝付けず眠い雨の朝濃いめのコーヒー二杯飲み干す
考えるよりも鉛筆転がしたマークシートは運が肝心
川沿いの道を歩けばひらひらと君の黒髪さくら舞いおりて
タンメンとタンタンメンを間違えて野菜摂れずに汗だくになり
犬と人どちらが主人かわからない早朝の路上糞そうじ
しょうもない短歌散らしたその中にたまにキラリと絵心咲いて
「結婚した」新聞たちが止まらない黒字と活気つれたヒーロー
散歩中大豪邸の表札を確認するや金持ちの名を
うたの種ぽつりぽつりと浮かぶ午後 一首詠んだらうたた寝をする
少女は大人になりたがる
少年は大人になりきれず
二人の恋は
泡沫の夢と幻、玉響の泡と影
おまえにも花を手向けていつか皆変わっていくと口ずさむんだ
乗り越えた先美しい景色広がる過ぎ去っていく風になる
南から仕事に来た彼のスマホには青い海と10頭の犬
迷いなく飛行機雲が引いてゆく冬と春の間に白線
日本人(イルボニン)の役はすべて韓流が演じるドラマのざ行のざわめき
カレンダー二月の紙を剥ぎ取ってハサミで切ってメモ用紙にする
青春の恋は残酷彼がだって平気で告げる自由が嫌い
淡き春あれからの君ふと思う近頃なぜかとても気にかかる
常識と普通に火を点け持ち寄った色とりどりのマシュマロを焼く
やや寒も窓打つ風の春便りやばくねえだって恋の胸騒ぎ
あのねのね恋がつまづきジャンケンポンあいこでしょだって別れるくせに
母の雛女房の雛と子の雛とお供省略桃のリビング
麻痺あるも調子外すも妹は「なごり雪」歌う体揺らして
出会ったのは生地はイタリアというコート着れば身長5ミリ高くなる
だんじりの中でカレーを食べたので福神漬けが飛び散っている
「頑張れ」の代わりに使えるものの名を教えておくれ元気にしたい
(ちょっと外出します)
雨垂れがぽつぽつ聞こえる家に住み沢庵ぽりぽり齧る幸せ
早朝の揺れで起こされ目が冴えて頭をよぎる過去の震災
またひとつ遠き日の恋憑依して黄泉の道連れ思い出不倫
ねことぶたとかえるの三つの箸置きはいつも一緒にあの頃のまま
三つ編みをそっとほぐしてゆきながら恋が終わってゆくこと知る
食洗機からローザンヌコンクールバレエのように食器を戻す
失恋を見事に引きずる証明に深夜一時を二十五時と言う
遅くまで寝付けず眠い雨の朝濃いめのコーヒー二杯飲み干す
考えるよりも鉛筆転がしたマークシートは運が肝心
川沿いの道を歩けばひらひらと君の黒髪さくら舞いおりて
タンメンとタンタンメンを間違えて野菜摂れずに汗だくになり