・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
「ありがとう」花束で言う人もいる 目で言う猫や 字で言う人も
春めいてきのうも今日も列がのび レジに笑顔の花がひらいて
ありがとうその一言を伝えれず写真に触れてありがとうごめん
年老いた 彼の父 母 隣り合い 語り笑って友となる
風呂壊れ久々入る熱いお湯心身共に恵みに感謝
感謝の言葉述べなくても挨拶するだけで気持ち伝わる
ありがとう、と言いかけてやめた私は何に怒っているんだろう
その程度以下同文の感謝状どちらが主役かわからぬ式
酔ってから電話してきやがってまじむかつくんですけど(ありがとう)
おなかいっぱいだからと差し出す母のケーキいつもいつも食べてた
ラインにて知らせ時々送りくる歌の仲間の敬老嬉し
ありがとう Thank you 謝謝 gracias 全部袋に入れて仕舞おう
朝日浴び昼に天道虫愛でて恵み数えて夜眠りにつく
長文で述べた感謝のスピーチを「あざーす」だけに要約される
卒業の感謝の言葉聞きながら親となりし日蘇りけり
感謝してしてもしきれぬ貴方ゆえ別れのつらさ今も身にしむ
樹を撫でてなぜか感謝を繰り返す酔っ払いいる春の夕暮れ
感謝するふりをしながら隙を見て手のひら返す人もあるらん
春風に芽をふく木々の中にいて感謝の思い透き通りゆく
感謝することも忘れて戦った未熟な時にあった情熱
コンビニのこのおにぎりも有り難い無数の人のおかげで生きてる
目を閉じて せめて私が死ぬときに 二人にだけは 届いて欲しい
手を合わせ亡義母想い微笑むも慕い慕われお彼岸近し
生きていくことは楽ではないけれど 感謝しかない両親のこと
一人では生きていけない生かされて救い救われ助け助けられ
手を合わす「いただきます」とこの膳が成るためにある全ての過程に
基礎年齢五年若いと評価され古希の手前で親にも感謝
まなざしが余韻を残しありがとうボクはほほえむピエロになっちゃった
「ありがとう」花束で言う人もいる 目で言う猫や 字で言う人も
春めいてきのうも今日も列がのび レジに笑顔の花がひらいて
ありがとうその一言を伝えれず写真に触れてありがとうごめん
年老いた
彼の父 母 隣り合い
語り笑って友となる
風呂壊れ久々入る熱いお湯心身共に恵みに感謝
感謝の言葉述べなくても挨拶するだけで気持ち伝わる
ありがとう、と言いかけてやめた私は何に怒っているんだろう
その程度以下同文の感謝状どちらが主役かわからぬ式
酔ってから電話してきやがってまじむかつくんですけど(ありがとう)
おなかいっぱいだからと差し出す母のケーキいつもいつも食べてた
ラインにて知らせ時々送りくる歌の仲間の敬老嬉し
ありがとう Thank you 謝謝 gracias
全部袋に入れて仕舞おう
朝日浴び昼に天道虫愛でて恵み数えて夜眠りにつく
長文で述べた感謝のスピーチを「あざーす」だけに要約される
卒業の感謝の言葉聞きながら親となりし日蘇りけり
感謝してしてもしきれぬ貴方ゆえ別れのつらさ今も身にしむ
樹を撫でてなぜか感謝を繰り返す酔っ払いいる春の夕暮れ
感謝するふりをしながら隙を見て手のひら返す人もあるらん
春風に芽をふく木々の中にいて感謝の思い透き通りゆく
感謝することも忘れて戦った未熟な時にあった情熱
コンビニのこのおにぎりも有り難い無数の人のおかげで生きてる
目を閉じて せめて私が死ぬときに 二人にだけは 届いて欲しい
手を合わせ亡義母想い微笑むも慕い慕われお彼岸近し
生きていくことは楽ではないけれど
感謝しかない両親のこと
一人では生きていけない生かされて救い救われ助け助けられ
手を合わす「いただきます」とこの膳が成るためにある全ての過程に
基礎年齢五年若いと評価され古希の手前で親にも感謝
まなざしが余韻を残しありがとうボクはほほえむピエロになっちゃった