・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
公園で 餌を啄む鳩たちの 首のあたりに 潜む宝石
長すぎる 首のキリンが 地面割り、 地球は間も無く 滅亡する。
首と顎 さかい目のとこ ペタペタと 触ってみると 不思議な気分
冬の首 タートルネックのうちに秘め 彩りそえるマフラーのいろ
オリーブの首飾り今も鮮明に中学時代の吹奏楽部
首吊りによさそうな枝ばかり見てそれが桜と気付かなかった
いつの日か寝首をかくと恨み持ちいまは仏間で遺影をにらむ
首里城五度の火災に遭っても復元される沖縄の歴史
青い位の白い首筋であなたを誘惑してみたかった
首長くして待った日も過ぎ去って何も変わらず過ぎてゆく日々
会社では見世物小屋のろくろくびのようにふるまう吾を悲しむ
首にかけられた花輪を引きちぎるごとき衝動奔(はし)ることあり
あの人が首をかしげて何か言うまでを待つには若過ぎたころ
そそり立つキリンの首を見ていると進化の力を怖いと思う
なぜ上手くいかないのかと首ひねり首をかしげて日々生きている
花粉去り窓開け布団干せる日を首長くして待つ弥生の日
静かなる首の据わらぬ吾子抱き不安だったな父となること
ひとひらの思いで深き恋の札一首に秘めた咽ぶ純情
猫の首押さえて鯵を食卓に味噌汁つぐから猫見張ってて
首回しシャリシャリと音聞こえるとパソコン仕事減らしたくなる
詠むことは初めたばかりはずむよに言葉が動く一首のために
公園で しだれ桜が 首かしげ 何時もくる子の 姿探して
もうやめた過去と未来を縄にして自分の首を絞めることなど
夜景背に車連なる首都高の燈火の煌めき真珠のようで
頭からつま先までと君は言う 首元のキスは含まれるかな
君いつも納得いかないことあると否定はしないで首をまわす
首元の小さなダイヤの一粒が「頑張ってね」と我を励ます
一つずつ繋いだ椿に虫現れ孫には届かぬ首飾りよ
野の花を編んで首輪のプレゼント恋とは言わぬが春のおⓉずれ
首筋に冬の名残か風抜けて 白き峰へと帰っていくよ
公園で 餌を啄む鳩たちの 首のあたりに 潜む宝石
長すぎる 首のキリンが 地面割り、
地球は間も無く 滅亡する。
首と顎 さかい目のとこ ペタペタと 触ってみると 不思議な気分
冬の首 タートルネックのうちに秘め 彩りそえるマフラーのいろ
オリーブの首飾り今も鮮明に中学時代の吹奏楽部
首吊りによさそうな枝ばかり見てそれが桜と気付かなかった
いつの日か寝首をかくと恨み持ちいまは仏間で遺影をにらむ
首里城五度の火災に遭っても復元される沖縄の歴史
青い位の白い首筋であなたを誘惑してみたかった
首長くして待った日も過ぎ去って何も変わらず過ぎてゆく日々
会社では見世物小屋のろくろくびのようにふるまう吾を悲しむ
首にかけられた花輪を引きちぎるごとき衝動奔(はし)ることあり
あの人が首をかしげて何か言うまでを待つには若過ぎたころ
そそり立つキリンの首を見ていると進化の力を怖いと思う
なぜ上手くいかないのかと首ひねり首をかしげて日々生きている
花粉去り窓開け布団干せる日を首長くして待つ弥生の日
静かなる首の据わらぬ吾子抱き不安だったな父となること
ひとひらの思いで深き恋の札一首に秘めた咽ぶ純情
猫の首押さえて鯵を食卓に味噌汁つぐから猫見張ってて
首回しシャリシャリと音聞こえるとパソコン仕事減らしたくなる
詠むことは初めたばかりはずむよに言葉が動く一首のために
公園で しだれ桜が 首かしげ 何時もくる子の 姿探して
もうやめた過去と未来を縄にして自分の首を絞めることなど
夜景背に車連なる首都高の燈火の煌めき真珠のようで
頭からつま先までと君は言う
首元のキスは含まれるかな
君いつも納得いかないことあると否定はしないで首をまわす
首元の小さなダイヤの一粒が「頑張ってね」と我を励ます
一つずつ繋いだ椿に虫現れ孫には届かぬ首飾りよ
野の花を編んで首輪のプレゼント恋とは言わぬが春のおⓉずれ
首筋に冬の名残か風抜けて
白き峰へと帰っていくよ