・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
向こう風に帽子を飛ばされて ぺちゃんこの髪に母が微笑む
春風の吹く方向を見透かして花は妖しく変える姿態を
風の色 パステル調のそよ風と スチールグレーの轟音の風
春風に乗り切れてない私にも少し外れた雪は優しく
繋がれた管を解かれて君はもう大空渡る幾千の風
ただの風邪コロナじゃないのとすぐに言うキミに内心イラつくワタシ
獰猛な北風よりも やわらかな風が興味の扉をひらく
風船が春の季語だという不思議 師走に飾る風船もある
風速17メートルを超えた日にぼくはきみに出会ってしまった
風は目に見えないけれど季節で吹く風は違う風が変わった
北風の走る川岸歩く日も陽射しに春の息吹を感じ
春風に誘われるよう散歩する白梅の花満開である
黄昏が街並み染める紅に夕風ゆれる宵の明星
人生を諦めかけた僕の手をそっと握った君は春風
卒業の風に戯れ恋もまた十五は切なくて牙を折る
ふきのとう春になったとむくむくと我の採る手に弥生の風吹く
ビル風で髪が乱れてしまったと落ち込む君を愛しく思う
胸元をかき寄せるほどの風凪いで雲は切れ切れお日さまのぞく
風船が春の夜空を舞った時初めて風の船へと変わる
たくさんの命奪った代償か痛風でたらこスパ止められる
菜の花を揺らした風があなたもと私の頬を優しく撫でた
行き先は風しかしらない風船が吸い込まれてく青すぎる青
夜明け前重い足で歩く背中に追い風から羽もらい走り出す
春めいた人の浮力を調達し気球に詰めて風にのせよう
北風が縦た襟から入り込む君が去ってたこの部屋のよう
日常の死を弔って風が吹くスズメの頭を愛でてるように
風触るようにおまえは手を伸ばし切りすぎた前髪気にしてる
遠い恋風の便りも途絶えたにここ二三日虫の知らせが
向こう風に帽子を飛ばされて
ぺちゃんこの髪に母が微笑む
春風の吹く方向を見透かして花は妖しく変える姿態を
風の色 パステル調のそよ風と スチールグレーの轟音の風
春風に乗り切れてない私にも少し外れた雪は優しく
繋がれた管を解かれて君はもう大空渡る幾千の風
ただの風邪コロナじゃないのとすぐに言うキミに内心イラつくワタシ
獰猛な北風よりも やわらかな風が興味の扉をひらく
風船が春の季語だという不思議 師走に飾る風船もある
風速17メートルを超えた日にぼくはきみに出会ってしまった
風は目に見えないけれど季節で吹く風は違う風が変わった
北風の走る川岸歩く日も陽射しに春の息吹を感じ
春風に誘われるよう散歩する白梅の花満開である
黄昏が街並み染める紅に夕風ゆれる宵の明星
人生を諦めかけた僕の手をそっと握った君は春風
卒業の風に戯れ恋もまた十五は切なくて牙を折る
ふきのとう春になったとむくむくと我の採る手に弥生の風吹く
ビル風で髪が乱れてしまったと落ち込む君を愛しく思う
胸元をかき寄せるほどの風凪いで雲は切れ切れお日さまのぞく
風船が春の夜空を舞った時初めて風の船へと変わる
たくさんの命奪った代償か痛風でたらこスパ止められる
菜の花を揺らした風があなたもと私の頬を優しく撫でた
行き先は風しかしらない風船が吸い込まれてく青すぎる青
夜明け前重い足で歩く背中に追い風から羽もらい走り出す
春めいた人の浮力を調達し気球に詰めて風にのせよう
北風が縦た襟から入り込む君が去ってたこの部屋のよう
日常の死を弔って風が吹くスズメの頭を愛でてるように
風触るようにおまえは手を伸ばし切りすぎた前髪気にしてる
遠い恋風の便りも途絶えたにここ二三日虫の知らせが