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ずっと、って何?子どもの問いに大人になる程答えられない
「時間の矢」無くておどろく私たち ずっと信じた きみはまぼろし
寒い日に外住み猫の震えを思う“ずっとの家”はエゴか否か
眠るまでずっと隣りにいてくれたセピア色した優しい記憶
ずっとだからなんて甘えてゆびからめ恋を遊ばす白い堕天使
いつまでもずっと赤いと思ってた それってエゴのカーテンレール
花ゆれて花咲き続け風甘くずっと盛りの春に生きたい
わたしたちズッ友だよって言い合った君と修羅場で銃を向け合う
別れてもずっと思っていたなんて今さらそれを言ってどうなる
今までもずっと探してきたけれど見つけられない本当の私
この星のずっと向こうのあの星に私と同じ人が住むかも
ずずずっと思わず指を突っ込んでしまいたくなる靴下の穴
だいたいの恋の始めに言うセリフずっと二人でいれたらいいね
冴え返る朝のゴミ出し行く人のずずっと鼻をすする音する
鈍色に水を少しずつ足すように山並み重なりずっと遠くへ
コロナ禍のずっと前からマスクして 病と闘う君に寄り添い
手のひらでずっと震えていた猫が湯たんぽの上で寝返りうった
気にかける友が母へとなりし日にずっとずっとせなかをさすった
ずっと心に閉まった気持ち吐き出そう心を解放してあげよう
スイートピー強くて可憐そこに惚れ越冬させてずっと春を待つ
君とならずっと一緒にいたかった 旅立つ時はただ「ありがとう」
あの日まで ずっと一緒に いた人が 植えた秋桜 初めて咲いて
かなしみは心にずっと抱くより綿毛のように吹き飛ばしたい
病室の窓に映った桜より夫の横顔ずっと見つめる
公園のケヤキがずっと待っていたその子に会えた五十年後に
新しく買った傘を使う日がいつになるのかもうずっと晴れ
ずっと、って何?子どもの問いに大人になる程答えられない
「時間の矢」無くておどろく私たち ずっと信じた きみはまぼろし
寒い日に外住み猫の震えを思う“ずっとの家”はエゴか否か
眠るまでずっと隣りにいてくれたセピア色した優しい記憶
ずっとだからなんて甘えてゆびからめ恋を遊ばす白い堕天使
いつまでもずっと赤いと思ってた
それってエゴのカーテンレール
花ゆれて花咲き続け風甘くずっと盛りの春に生きたい
わたしたちズッ友だよって言い合った君と修羅場で銃を向け合う
別れてもずっと思っていたなんて今さらそれを言ってどうなる
今までもずっと探してきたけれど見つけられない本当の私
この星のずっと向こうのあの星に私と同じ人が住むかも
ずずずっと思わず指を突っ込んでしまいたくなる靴下の穴
だいたいの恋の始めに言うセリフずっと二人でいれたらいいね
冴え返る朝のゴミ出し行く人のずずっと鼻をすする音する
鈍色に水を少しずつ足すように山並み重なりずっと遠くへ
コロナ禍のずっと前からマスクして
病と闘う君に寄り添い
手のひらでずっと震えていた猫が湯たんぽの上で寝返りうった
気にかける友が母へとなりし日にずっとずっとせなかをさすった
ずっと心に閉まった気持ち吐き出そう心を解放してあげよう
スイートピー強くて可憐そこに惚れ越冬させてずっと春を待つ
君とならずっと一緒にいたかった 旅立つ時はただ「ありがとう」
あの日まで ずっと一緒に いた人が 植えた秋桜 初めて咲いて
かなしみは心にずっと抱くより綿毛のように吹き飛ばしたい
病室の窓に映った桜より夫の横顔ずっと見つめる
公園のケヤキがずっと待っていたその子に会えた五十年後に
新しく買った傘を使う日がいつになるのかもうずっと晴れ