・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
もう何もやりたくないの苦労するために生きてる訳じゃないのに
幸せな人生だったと言えるよに心に絶えず感謝灯して
背負っている 背負わされている ランドセル 夢希望不安 積むが如くに
友よりも重いとされるイチジクをぐつくつ煮込む煮込んで捨てる
還暦の 爺は毎日 何もなく 取り返せない 過ぎ去りし日々
花のもと 微睡むふたり こんなこと 四十年前にも あったよね
感謝しながら幸せのピースを集めて日常を彩りたい
感情を破壊衝動に置き換えられた少女 卒業式でバラを千切った
春を漕ぐ坂道 僕のくちびるを なぞり下りゆくラソファミレド
多様性謳う社会のあちこちに 美人微笑む脱毛広告
「アイラブユー」陳腐な文字列叫ぶ 死に物狂いのチープなロッカー
リフォーム後ルーチン化した風呂掃除 湯船に浸かる今夜の褒美
海を越え 逢いにきたの?と囁く 夜 Tokyoのチェリーブロッサム
マンションはひとつの命 電灯の数だけ幸と不幸を孕む
風揺らす木々の緑のさわさわさわ伴奏にして鳥たちの歌
ノンアル日 週に二日は ツラいけど 娘に言われた 五日も飲める
鍋の中ほろほろくずれるジャガイモは私の中の悲しい記憶
骨多き魚を独り食う夜の微かに聞こえる猫の鳴き声
階段を上る足音ぴったりと止むがごとくに散った花びら
風吹きて並木を歩む人達の心は染まる桜の色に
土手沿いに菜の花揺れる川で子ら網持ち遊ぶ三月の夏日
スパゲティくるくるまくとものすごくでかいかたまりになる、こわいね
新しいスタートラインを引き直しよーいどん!とつぶやく四月
慌てずにゆっくり力を込めていく四月の歯車回りはじめる
コーヒーを啜りて空を見上げれば雲行き怪し 延びてゆく花見
雨雲に水落とし筆で引いた朝踏切の赤い灯だけ鮮やかで
セロリの葉軽く炒めてごま油こんな香りを知らずにごめん
歌詠みは楽しさばかりではないが 言葉生まれる瞬間(とき)は最高
もう何もやりたくないの苦労するために生きてる訳じゃないのに
幸せな人生だったと言えるよに心に絶えず感謝灯して
背負っている 背負わされている
ランドセル
夢希望不安 積むが如くに
友よりも重いとされるイチジクをぐつくつ煮込む煮込んで捨てる
還暦の 爺は毎日 何もなく
取り返せない 過ぎ去りし日々
花のもと 微睡むふたり こんなこと 四十年前にも あったよね
感謝しながら幸せのピースを集めて日常を彩りたい
感情を破壊衝動に置き換えられた少女
卒業式でバラを千切った
春を漕ぐ坂道 僕のくちびるを なぞり下りゆくラソファミレド
多様性謳う社会のあちこちに 美人微笑む脱毛広告
「アイラブユー」陳腐な文字列叫ぶ 死に物狂いのチープなロッカー
リフォーム後ルーチン化した風呂掃除 湯船に浸かる今夜の褒美
海を越え 逢いにきたの?と囁く 夜 Tokyoのチェリーブロッサム
マンションはひとつの命 電灯の数だけ幸と不幸を孕む
風揺らす木々の緑のさわさわさわ伴奏にして鳥たちの歌
ノンアル日 週に二日は ツラいけど 娘に言われた 五日も飲める
鍋の中ほろほろくずれるジャガイモは私の中の悲しい記憶
骨多き魚を独り食う夜の微かに聞こえる猫の鳴き声
階段を上る足音ぴったりと止むがごとくに散った花びら
風吹きて並木を歩む人達の心は染まる桜の色に
土手沿いに菜の花揺れる川で子ら網持ち遊ぶ三月の夏日
スパゲティくるくるまくとものすごくでかいかたまりになる、こわいね
新しいスタートラインを引き直しよーいどん!とつぶやく四月
慌てずにゆっくり力を込めていく四月の歯車回りはじめる
コーヒーを啜りて空を見上げれば雲行き怪し
延びてゆく花見
雨雲に水落とし筆で引いた朝踏切の赤い灯だけ鮮やかで
セロリの葉軽く炒めてごま油こんな香りを知らずにごめん
歌詠みは楽しさばかりではないが
言葉生まれる瞬間(とき)は最高