・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
夜が明ける明かりを目にし釣り糸を切らして結ぶ明日の約束
微睡みと 微かに重なる 体温が 押し寄せる朝に 抗いもがく
閉めきった カーテン越しに 圧掛ける 朝日がリアルを 押し付けてくる
朝東京へ帰る妹と姪見送る母は少し小さく
カーテンと窓の隙間に朝日満ち 今日が始まってしまう悲しみ
冬の朝遠慮がち静かに春以降けっこうぐいぐい明け
夏至に向かい朝が早く明ける時期 1番気持ちが前向く季節
垣根越し九十一歳お隣さん朝ドラの声流れて健やかに
今朝のゴミ回収車音カランバリン去って鳥たち大きくピヨヨ
今日もまた夏日になるらむ朝顔の柄の手ぬぐいカバンに入れる
朝風が吹き抜けてゆくホームへと初夏連れて電車入りゆく
朝はまるで白いキャンバス今日もまた描いていくの一日かけて
味噌汁のかおりを床で味わえず朝の苦手な君だったから
朝街の冴えた空気にカワラヒワ鈴を鳴らして二羽また三羽
あくびをし変わらぬような朝が来た今日、起きることわからないけど
目に映るすべてが新しく見える朝の魔法に僕をゆだねる
朝一番飛び込んでくる景色には静かに眠る君の横顔
朝がきて 昼夜すぎて また次の 朝に感謝 一日一生
親スズメに「雛にあげて」と米粒箱 ナメクジ二匹くっつく朝は
鋭さを増した朝日が気の早い冷房車内をじわりと裂く
朝日より先に起きてる三歳がわれの背中で布団となりて
ふんわりと泡立つカフェラテ飲み干して今日も頑張る水曜の朝
毎日が朝令暮改まだ寝たい 夜になったらまだ起きていたい
夜が明ける明かりを目にし釣り糸を切らして結ぶ明日の約束
微睡みと
微かに重なる
体温が
押し寄せる朝に
抗いもがく
閉めきった
カーテン越しに
圧掛ける
朝日がリアルを
押し付けてくる
朝東京へ帰る妹と姪見送る母は少し小さく
カーテンと窓の隙間に朝日満ち
今日が始まってしまう悲しみ
冬の朝遠慮がち静かに春以降けっこうぐいぐい明け
夏至に向かい朝が早く明ける時期
1番気持ちが前向く季節
垣根越し九十一歳お隣さん朝ドラの声流れて健やかに
今朝のゴミ回収車音カランバリン去って鳥たち大きくピヨヨ
今日もまた夏日になるらむ朝顔の柄の手ぬぐいカバンに入れる
朝風が吹き抜けてゆくホームへと初夏連れて電車入りゆく
朝はまるで白いキャンバス今日もまた描いていくの一日かけて
味噌汁のかおりを床で味わえず朝の苦手な君だったから
朝街の冴えた空気にカワラヒワ鈴を鳴らして二羽また三羽
あくびをし変わらぬような朝が来た今日、起きることわからないけど
目に映るすべてが新しく見える朝の魔法に僕をゆだねる
朝一番飛び込んでくる景色には静かに眠る君の横顔
朝がきて
昼夜すぎて
また次の
朝に感謝
一日一生
親スズメに「雛にあげて」と米粒箱
ナメクジ二匹くっつく朝は
鋭さを増した朝日が気の早い冷房車内をじわりと裂く
朝日より先に起きてる三歳がわれの背中で布団となりて
ふんわりと泡立つカフェラテ飲み干して今日も頑張る水曜の朝
毎日が朝令暮改まだ寝たい
夜になったらまだ起きていたい