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先をゆく ひとり残して いく君に お迎えを待つ 2月の駅で
最寄駅そぼ降る雨のロータリーテールランプをそっと目で追う
日の丸を振り万歳唱え見送る最後の姿遺族の思い
ふるさとのよく呼ぶ駅が通称であったと知った ベンチが軋む
夕暮れの駅前広場の片隅でギター爪弾く未来夢見て
小雨降るホームの隅でささやかな万歳三唱弥生は暮れて
近づけばキャリーケースと人の波サバンナのごとドカドカと駅
続々と我に寄り来る者たちの土産話でどこでもゆける
無人駅乗り降り人は少なくて列車消えれば無音の駅舎
冴えわたる皆の「駅」には感嘆す 強烈に脳は活性されし
各駅で君の心を旅すればこんな景色もあったと見惚れる
人避けてホームを歩く「東京ばな奈」 大事に抱えて去る上野駅
剥げかけた白いペンキの板壁を見上げるレールまっすぐ二本
ベルが舞う 駅が奏でる 人模様 出会いと別れ 笑顔と涙
ホーム立つ私の前で求愛を断られた鳩ぐるぐるまわる
駅前のターミナルにてライト消し暗がりのドア開くのを待つ
蜘蛛の巣の餌食となった駅たちに飲み込まれてる都会の路線図
先をゆく ひとり残して いく君に
お迎えを待つ 2月の駅で
最寄駅そぼ降る雨のロータリーテールランプをそっと目で追う
日の丸を振り万歳唱え見送る最後の姿遺族の思い
ふるさとのよく呼ぶ駅が通称であったと知った ベンチが軋む
夕暮れの駅前広場の片隅でギター爪弾く未来夢見て
小雨降るホームの隅でささやかな万歳三唱弥生は暮れて
近づけばキャリーケースと人の波サバンナのごとドカドカと駅
続々と我に寄り来る者たちの土産話でどこでもゆける
無人駅乗り降り人は少なくて列車消えれば無音の駅舎
冴えわたる皆の「駅」には感嘆す
強烈に脳は活性されし
各駅で君の心を旅すればこんな景色もあったと見惚れる
人避けてホームを歩く「東京ばな奈」
大事に抱えて去る上野駅
剥げかけた白いペンキの板壁を見上げるレールまっすぐ二本
ベルが舞う 駅が奏でる 人模様 出会いと別れ 笑顔と涙
ホーム立つ私の前で求愛を断られた鳩ぐるぐるまわる
駅前のターミナルにてライト消し暗がりのドア開くのを待つ
蜘蛛の巣の餌食となった駅たちに飲み込まれてる都会の路線図