・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
取り出した麦茶パックの出涸らしに感情移入する月曜日
初日の出拝んでみたらご利益が何かあるならそうしてみたい
まっててね これから君に会いに行く羽田空港出発ゲート
船が出てわたしは乗らずに見送るわいつか貴方は帰ってくるの?
みなの顔チラリ見ながらパーを出すなんと全員チョキか鬼だわ
改札を出てすぐ右で君を待つ 顔見るまでの期待と不安
「怪談短歌」
「此処は出る」 キャッキャはしゃいだ 肝試し あれから五年 アイツは何処へ
一人旅 一期一会の 一瞬に 一生ものの 出逢いがあるかも
縁日で 出目金ばかり 狙うキミ 集中してると とんがるクチビル
出発の時が迫れば住み慣れし街に静かに告げるさよなら
毎朝に家出て戻る玄関で「財布ない」言い放つ君
港から出ていく船とまた会える水平線は丸いのだから
建物の外に一足出ただけでじっとり汗かくでも「まだ」真夏日
少しずつ聴こえるように出囃子を口ずさんでる調子良いんだ
提灯のとぼしにきそい山鉾の影に顔出す立ち待ちの月
担任の出口先生に絵の道進められ私は絵を描いている
置き手紙出ていきますと合鍵も残り香哀し恋のほころび
遥かなる地平線より日出ずれば山頂の風いと神々し
旧友は皆出で立ちが整って俺はUNIQLOでいいやと笑う
紺碧の波間をユラリ海月ゆく 君の船出を見送った後
一歩出る観光客いっぱいの人が行き交う国内外の
雨の音にげんなり傘を掴んだら「出囃子かな」とウキウキしてら
現金が合わぬ定時の出納帳どこに消えたか消えたい私
日の当たる出窓に並べたぬいぐるみ私の愚痴をおとなしく聞く
玄関を出ると手に寄りし青トンボ二匹に 癒やされ病院行く午後
日の出前車窓全開風入れて 独り占めする海のささやき
町を出る朝に見つけた店で買い食べ歩くパン美味く悲しい
出港の汽笛が響く港へと続くこの道白百合香る
汽車が出る 最終ベルのホームには 誰かが捨てた指輪が一つ
四度目の球宴出場大谷さんホームラン打ち花を添えてく
取り出した麦茶パックの出涸らしに感情移入する月曜日
初日の出拝んでみたらご利益が何かあるならそうしてみたい
まっててね これから君に会いに行く羽田空港出発ゲート
船が出てわたしは乗らずに見送るわいつか貴方は帰ってくるの?
みなの顔チラリ見ながらパーを出すなんと全員チョキか鬼だわ
改札を出てすぐ右で君を待つ
顔見るまでの期待と不安
「怪談短歌」
「此処は出る」
キャッキャはしゃいだ
肝試し
あれから五年
アイツは何処へ
一人旅
一期一会の
一瞬に
一生ものの
出逢いがあるかも
縁日で
出目金ばかり
狙うキミ
集中してると
とんがるクチビル
出発の時が迫れば住み慣れし街に静かに告げるさよなら
毎朝に家出て戻る玄関で「財布ない」言い放つ君
港から出ていく船とまた会える水平線は丸いのだから
建物の外に一足出ただけでじっとり汗かくでも「まだ」真夏日
少しずつ聴こえるように出囃子を口ずさんでる調子良いんだ
提灯のとぼしにきそい山鉾の影に顔出す立ち待ちの月
担任の出口先生に絵の道進められ私は絵を描いている
置き手紙出ていきますと合鍵も残り香哀し恋のほころび
遥かなる地平線より日出ずれば山頂の風いと神々し
旧友は皆出で立ちが整って俺はUNIQLOでいいやと笑う
紺碧の波間をユラリ海月ゆく
君の船出を見送った後
一歩出る観光客いっぱいの人が行き交う国内外の
雨の音にげんなり傘を掴んだら「出囃子かな」とウキウキしてら
現金が合わぬ定時の出納帳どこに消えたか消えたい私
日の当たる出窓に並べたぬいぐるみ私の愚痴をおとなしく聞く
玄関を出ると手に寄りし青トンボ二匹に
癒やされ病院行く午後
日の出前車窓全開風入れて
独り占めする海のささやき
町を出る朝に見つけた店で買い食べ歩くパン美味く悲しい
出港の汽笛が響く港へと続くこの道白百合香る
汽車が出る 最終ベルのホームには 誰かが捨てた指輪が一つ
四度目の球宴出場大谷さんホームラン打ち花を添えてく