・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
お別れのキスは苦めのコーヒーの味がしていた十七の夏
もういない祖母がふわりと今、本をめくったような 揺れる風鈴
やはらかな母の遺影の背に揺れる菖蒲の青さしみじみと見つ
いつまでも 二人でいたい 離れない 最終列車 片寄せあう夜
何気ない言葉が君を傷つけた もう戻れない誰も愛せない
夕暮れて家路を急ぐ人の群れ朝の希望を引きずるように
夏休み宿題のあと縁側でスイカを食らいタネ吹き飛ばす
君の背に浮かんだ涙気づかずに傷つけていた振り向きもせず
もう一度会いたい会いたい会いたいと幾千願えば叶うでしょうか
秋風か朝の散歩の肌時計盆を境に探る季語
菜園に対の蝶々の舞い降りて仲睦まじくシャルウィーダンス
夏花火 咲いてすぐ散る 儚さに 面影たどる 二年目の風
迷い子に神様からの贈り物ペルセウス座の流星の群れ
民衆は見えない鎖に繋がれて自由を叫ぶ遮る風に
盆とても御霊も歳で行かぬぞと爪に火灯す日々を見抜かれ
夢に出た君が訃報は絵手紙でさよなら悟り笑む地蔵の絵
仏壇に供えた西瓜抱きついてペタペタたたく姫はまぼろし
立秋とは名ばかりの夏猛暑日に働いている友を労う
肩を寄せ線香花火の恋遊戯ポトリと落ちた内緒のはなし
夏の詩にギャラを払えと蝉が哭く脱皮の刹那の余命宣告
糠に手を胡瓜を一本引っこ抜くぬかりなく聞く茄子のご機嫌
ぎらついた夏の刺激が欲しくって本能駈け出し躓く妄想
月のない夜は無数の星たちが静かにおしゃべり楽しんでいる
夏花火 触れあう指に 頬染めて 浴衣の君に 高鳴る鼓動
泣きながら僕は貴女の歌詠う 笑っておくれよ自分のために
「はい、あげる」 きみがくれたふたのところ パピコの一番美味しいところ
冷や飯に冷や汁かけて朝の飯ふと君思う昨日の地震
長崎が今日は一日ナガサキに鎮魂慰霊そっだけでよかと
切りとれば遠き情景田舎家の井戸端会議スイカと麦茶
皆様の 詠まれた歌を 連ねたら うたたね歌集が 出版出来そう \(^o^)/
また1つ イイネをタップ また1つ うたたね歌人 言の葉奏者
全力で走って行った少年の残像を追う横断歩道
籠の鳥開け放たれた扉から虹色の空に羽ばたいていく
柿の葉は青々と繁るけど今年は肝心の実の数が少ない
足早に祭りへ向かう人の群れ浴衣の花が咲き乱れてる
なぜ触れることさえ身近でなくて抱きしめることはぎこちないのか
墓参る女が一人睨む墓風に吹かれて蜻蛉が一匹
初恋は麦わら帽子のおさげ髪姉さん気取りのままごと上手
吾もまたいましばらくの浮世人案山子に番させて彼岸花
夕立に猛夏の匂いアスファルトフェチでもないが何か確かめ
暑い朝「ホーホケキョ」には嫁も笑い もてない雄の囀りらしきと
草いきれ青春匂うニキビ面恋して悩む炎天の脳天
夕暮れのまどろみで見た未来像 小さい私の手を引き歩く 袋からネギが飛び出している
空蝉の匂い嗅ぎたる散歩猫昨日捕らえたヤツの匂いが
つまづいた恋は泣かない夏もみじ あの子はだ~れ刹那は過去よ
我が友を見送る式の最中に聴こえる蝉の声が賑やか
ピクリとも軒の風鈴しょげかえり猫は腹ばいわずかな涼を
原爆忌キョウチクトウも咲きました他所もんがカバチタレよります
蝉が哭く実験じゃったんか原爆忌首脳もデモもいりゃあせんわいのう
窓際の豆苗育て日1日15センチに伸び
お別れのキスは苦めのコーヒーの味がしていた十七の夏
もういない祖母がふわりと今、本をめくったような 揺れる風鈴
やはらかな母の遺影の背に揺れる菖蒲の青さしみじみと見つ
いつまでも 二人でいたい 離れない 最終列車 片寄せあう夜
何気ない言葉が君を傷つけた もう戻れない誰も愛せない
夕暮れて家路を急ぐ人の群れ朝の希望を引きずるように
夏休み宿題のあと縁側でスイカを食らいタネ吹き飛ばす
君の背に浮かんだ涙気づかずに傷つけていた振り向きもせず
もう一度会いたい会いたい会いたいと幾千願えば叶うでしょうか
秋風か朝の散歩の肌時計盆を境に探る季語
菜園に対の蝶々の舞い降りて仲睦まじくシャルウィーダンス
夏花火 咲いてすぐ散る 儚さに 面影たどる 二年目の風
迷い子に神様からの贈り物ペルセウス座の流星の群れ
民衆は見えない鎖に繋がれて自由を叫ぶ遮る風に
盆とても御霊も歳で行かぬぞと爪に火灯す日々を見抜かれ
夢に出た君が訃報は絵手紙でさよなら悟り笑む地蔵の絵
仏壇に供えた西瓜抱きついてペタペタたたく姫はまぼろし
立秋とは名ばかりの夏猛暑日に働いている友を労う
肩を寄せ線香花火の恋遊戯ポトリと落ちた内緒のはなし
夏の詩にギャラを払えと蝉が哭く脱皮の刹那の余命宣告
糠に手を胡瓜を一本引っこ抜くぬかりなく聞く茄子のご機嫌
ぎらついた夏の刺激が欲しくって本能駈け出し躓く妄想
月のない夜は無数の星たちが静かにおしゃべり楽しんでいる
夏花火 触れあう指に 頬染めて 浴衣の君に 高鳴る鼓動
泣きながら僕は貴女の歌詠う 笑っておくれよ自分のために
「はい、あげる」
きみがくれたふたのところ
パピコの一番美味しいところ
冷や飯に冷や汁かけて朝の飯ふと君思う昨日の地震
長崎が今日は一日ナガサキに鎮魂慰霊そっだけでよかと
切りとれば遠き情景田舎家の井戸端会議スイカと麦茶
皆様の
詠まれた歌を
連ねたら
うたたね歌集が
出版出来そう
\(^o^)/
また1つ
イイネをタップ
また1つ
うたたね歌人
言の葉奏者
全力で走って行った少年の残像を追う横断歩道
籠の鳥開け放たれた扉から虹色の空に羽ばたいていく
柿の葉は青々と繁るけど今年は肝心の実の数が少ない
足早に祭りへ向かう人の群れ浴衣の花が咲き乱れてる
なぜ触れることさえ身近でなくて抱きしめることはぎこちないのか
墓参る女が一人睨む墓風に吹かれて蜻蛉が一匹
初恋は麦わら帽子のおさげ髪姉さん気取りのままごと上手
吾もまたいましばらくの浮世人案山子に番させて彼岸花
夕立に猛夏の匂いアスファルトフェチでもないが何か確かめ
暑い朝「ホーホケキョ」には嫁も笑い
もてない雄の囀りらしきと
草いきれ青春匂うニキビ面恋して悩む炎天の脳天
夕暮れのまどろみで見た未来像 小さい私の手を引き歩く 袋からネギが飛び出している
空蝉の匂い嗅ぎたる散歩猫昨日捕らえたヤツの匂いが
つまづいた恋は泣かない夏もみじ あの子はだ~れ刹那は過去よ
我が友を見送る式の最中に聴こえる蝉の声が賑やか
ピクリとも軒の風鈴しょげかえり猫は腹ばいわずかな涼を
原爆忌キョウチクトウも咲きました他所もんがカバチタレよります
蝉が哭く実験じゃったんか原爆忌首脳もデモもいりゃあせんわいのう
窓際の豆苗育て日1日15センチに伸び