・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
秋空の風にゆらゆら揺れるコスモス時を忘れて眼が止まる
秋空の呟く風にコスモスが応えて謡う愛の謡
君に似た 人を探して 朝ラッシュ 居るはずのない 他人の空似
心地よい寝湯 いつまでも 居たくなる 背中のお湯が とても温か
会議室 彼が吹いてた口笛の 曲は確か「雪だるま作ろう」
おじさんはうちのピアノを運び終え ピアノ教えてくれと言ってきた
練習後 見上げた空に鳥が舞う 「うれしそうだな」先輩は言う
「一緒だね」嬉しかったな いずれかはそうなりたいと思っているし
かつらむき薄く剥ぎゆく秋分の地球の自転に合わせるように
あなたの影も置いてって欲しかった あれから引き戸が開きづらいよ
あったよな みかんのなる木 この道に 空に重ねて 見上げてたよな
ゆっくりと 明るくなっては また暗く 雲の流れを 窓辺に見たり
大谷を参考にして進化する新人パヘズ今日もがんばれ
それぞれに見つけた秋に心寄せアラまだ暑いとラジオがぼやく
あなたには担当がいるわたし以外わたし以外の誰かの光
偽物の光の中で飛ぶ虫の背中に生える本物の羽根
秋草に恋の限りを笑われて老いてもそれの名を実を欲っし
もう何度 さんじゅういちの 言の葉を 繋いだものか まだまだ未熟で
白露過ぎ露を抱きしめ道草の衣重ねて恋の滴り
八朔や恋まで頼む秋祭り篠笛鳴けば影の重なり
ウヰスキー傾けて聴くオールディーズしゃがれた声の妙に沁みいる
明日はまた今日をダビングやれ生きろ漆黒の老いの神籤を引いて
意味もなく秋の夕陽をただ眺め今日も生きたか無駄と知りつつ
秋花火煙火流れて鎮魂の華やぐ空も蕭然をなし
氷枕と 無縁の朝に 処暑を見き 可算の春も 秋を迎えん
風立ちぬ燗酒恋し秋の肌新酒を招き夜長の宴
竜胆の人恋しくて山の秋歩荷の運ぶ早や冬備え
秋風に軒の風鈴チリリリとうたた寝楽し手に秋団扇
秋の夜に恋しかるべき天の川凛と澄み見ゆあなたは希望
湯沸かしの目盛り湯にして秋の風夏の恋にもささやいてみる
表紙を開く古い靴下と同じ音久しぶりだね本も自分も
集蛾灯バチンと鳴ったその時に小さき命星となりゆく
一人旅不安と期待秘めながら新たな景色歩いて行く
夏空の 陽が沈みゆく そのときが 夏の終わりを 実感させる
いろいろと言いたいことはあるけれど これでやめるね愛してるから
シナリオが間違つていた君の死後、はりりと一人きうりを齧る
秋の風朝鳴く虫の忘れ恋ひたすらさえも夢路を断たれ
荒地にも命の証夏草の昨日は知らぬ明日を見つめ
隣り合う指と触れ合えないのなら大きくなるな平行四辺形
交わらない二人の関係を平行線に例える歌はたくさんありますが、平行四辺形にすることによって縦方向が長く大きくなると平行線もさらに離れてゆくというなんとも切ない…!!ゆえにこれ以上二人の平行四辺形が大きくならないよう私も祈ってます!
月ノ夜さん 交わらないけど、隣にいられる、でも想いが大きくなれば離れていってしまうという感覚を、読み取って頂き、ありがとうございます!「変」のお題で考えていたのですが、「変」が入っていなかったもので笑
思い出は美化され数多光りけるぼやけた都市の夜景のごとく
秋風や朝の散歩に雲ひとつ浮浪雲かなこのまま旅へ
酔い夜に友との帰り楽しむも昔思い出し涙ぐましい
わらびもち愛す人らの群れだってシャトレーゼなら受け止めている
振る雨のガラス滴る見守りて循環しゆく我も見送る
幸せを目指すことこそ生きること 絶望なんてただのハイライト
大嵐ガタガタ唸るガラス窓真っ暗闇に不安が募る
昼起きてタバコをふかし思うこと今日もあの人元気だろうか
ひと夏の恋の闇路を悔いてみる慰め叩く浜の秋風
またいつか別れの4月にそう言われその日来ずとも待っています
夕闇に打ち上がる花火目もくれず貴女の横顔そっと見る
秋空の風にゆらゆら揺れるコスモス時を忘れて眼が止まる
秋空の呟く風にコスモスが応えて謡う愛の謡
君に似た 人を探して 朝ラッシュ 居るはずのない 他人の空似
心地よい寝湯 いつまでも 居たくなる 背中のお湯が とても温か
会議室 彼が吹いてた口笛の 曲は確か「雪だるま作ろう」
おじさんはうちのピアノを運び終え ピアノ教えてくれと言ってきた
練習後 見上げた空に鳥が舞う 「うれしそうだな」先輩は言う
「一緒だね」嬉しかったな いずれかはそうなりたいと思っているし
かつらむき薄く剥ぎゆく秋分の地球の自転に合わせるように
あなたの影も置いてって欲しかった
あれから引き戸が開きづらいよ
あったよな みかんのなる木 この道に
空に重ねて 見上げてたよな
ゆっくりと 明るくなっては また暗く 雲の流れを 窓辺に見たり
大谷を参考にして進化する新人パヘズ今日もがんばれ
それぞれに見つけた秋に心寄せアラまだ暑いとラジオがぼやく
あなたには担当がいるわたし以外わたし以外の誰かの光
偽物の光の中で飛ぶ虫の背中に生える本物の羽根
秋草に恋の限りを笑われて老いてもそれの名を実を欲っし
もう何度
さんじゅういちの
言の葉を
繋いだものか
まだまだ未熟で
白露過ぎ露を抱きしめ道草の衣重ねて恋の滴り
八朔や恋まで頼む秋祭り篠笛鳴けば影の重なり
ウヰスキー傾けて聴くオールディーズしゃがれた声の妙に沁みいる
明日はまた今日をダビングやれ生きろ漆黒の老いの神籤を引いて
意味もなく秋の夕陽をただ眺め今日も生きたか無駄と知りつつ
秋花火煙火流れて鎮魂の華やぐ空も蕭然をなし
氷枕と 無縁の朝に 処暑を見き 可算の春も 秋を迎えん
風立ちぬ燗酒恋し秋の肌新酒を招き夜長の宴
竜胆の人恋しくて山の秋歩荷の運ぶ早や冬備え
秋風に軒の風鈴チリリリとうたた寝楽し手に秋団扇
秋の夜に恋しかるべき天の川凛と澄み見ゆあなたは希望
湯沸かしの目盛り湯にして秋の風夏の恋にもささやいてみる
表紙を開く古い靴下と同じ音久しぶりだね本も自分も
集蛾灯バチンと鳴ったその時に小さき命星となりゆく
一人旅不安と期待秘めながら新たな景色歩いて行く
夏空の 陽が沈みゆく そのときが 夏の終わりを 実感させる
いろいろと言いたいことはあるけれど これでやめるね愛してるから
シナリオが間違つていた君の死後、はりりと一人きうりを齧る
秋の風朝鳴く虫の忘れ恋ひたすらさえも夢路を断たれ
荒地にも命の証夏草の昨日は知らぬ明日を見つめ
隣り合う指と触れ合えないのなら大きくなるな平行四辺形
交わらない二人の関係を平行線に例える歌はたくさんありますが、平行四辺形にすることによって縦方向が長く大きくなると平行線もさらに離れてゆくというなんとも切ない…!!ゆえにこれ以上二人の平行四辺形が大きくならないよう私も祈ってます!
月ノ夜さん
交わらないけど、隣にいられる、でも想いが大きくなれば離れていってしまうという感覚を、読み取って頂き、ありがとうございます!「変」のお題で考えていたのですが、「変」が入っていなかったもので笑
思い出は美化され数多光りけるぼやけた都市の夜景のごとく
秋風や朝の散歩に雲ひとつ浮浪雲かなこのまま旅へ
酔い夜に友との帰り楽しむも昔思い出し涙ぐましい
わらびもち愛す人らの群れだってシャトレーゼなら受け止めている
振る雨のガラス滴る見守りて循環しゆく我も見送る
幸せを目指すことこそ生きること
絶望なんてただのハイライト
大嵐ガタガタ唸るガラス窓真っ暗闇に不安が募る
昼起きてタバコをふかし思うこと今日もあの人元気だろうか
ひと夏の恋の闇路を悔いてみる慰め叩く浜の秋風
またいつか別れの4月にそう言われその日来ずとも待っています
夕闇に打ち上がる花火目もくれず貴女の横顔そっと見る