・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
英単語帳に貼ってる夥しい付箋紙だけでできる単語帳
一枚の日本画を見るむらさきに紙風船のつぼみふくらむ
唇が紙ストローに慣れていく 初めはあんなに拒んだのに
明細書時代と共に電子化し年末調整手書きよりも苦
柿の実の緑の艶を絵手紙に続編はきっと木守柿だね
紙相撲残った残ったと恋相撲ひとり夢見た君との青春
袋文字一面大きく見える朝あいつの「金」を打つスポーツ紙
ペンと紙 在れば広がる 世界観 老若男女 分け隔てなし
恋破裂紙つけあいの目があって幼き胸の小鳴り高鳴り
紅葉などはさんで楽し紙漉きの体験楽しツグミの声聴く
げんこつをやさしい紙で包んだらたぶん涙が花を咲かせる
紙ほどの鋭さあれば流血を恐れず戦えるのに 自分と
両名の名前を二回区役所に提出をした 一人振り出し
おみくじの紙が結んだ縁が今 無垢と袴を境内に呼ぶ
殴り書き 埋め尽くしても 朝くれば 白紙の心 木漏れ日浴びて
秋空をスイスイとゆくヒコーキの紙の翼の白い輝き
捨てられず開封もせず置いてある手紙の束を忘ることなし
あの人が折った折り紙唐突に箱の中より転げ出でたり
ペーパーレスの時代が来たとしても紙の存在は残してほしい
紙詰まりした複合機 あなたにはあなたの正義があるんだろうね
上の句と下の句が適度な距離感があって好きです。具体と抽象のバランスも。良い歌をたくさん作れるんだろうなと羨ましくなりました。
アルパカさん いつも深く読み解いていただきありがとうございます。短歌づくりは楽しいですが自信喪失することも多く、そうおっしゃっていただけると励みになってまた頑張れそうです。
メモ紙にちょっと一言書いたなら君への本音が素直に読める
紙のよな月を画面越しに眺む16時間隔てたガザよ
着せ替えの洋服織っては色紙の夢は広がるおんなが宿る
すばらしき世界 PDF化した紙の書類を再度印刷
五円玉握り走って公園に皆が待ってたあの紙芝居
結婚前の手紙に出会う拙い文字でも爽やかに に書き綴った亡夫
かさばるし明かりが要るし重いけど本はやっぱり紙の手ざわり
思考から素通りしていくケータイの 確かな紙の手触り懐かし
便箋の紙ヒコーキよ「さようなら」あなたの文字が飛ぶ秋の空
裏紙を もったいないから カットして 作るメモ紙 たまる一方
原っぱで紙芝居見た想い出を語る姉妹も既に還暦
舞い上がる紙ふうせんが飛んだ日にあなたの知らせも舞い降りたよ
人生はどの道を選ぶとしても紙一重ならばこの道を進め
一ヶ月汗を流して働いた対価となりし紙幣四枚
亡き母に書いた手紙は出せぬまま捨てられないまま五年目の冬
事終えて「あれ、紙がない」と言う旦那 トイレも仕事も夜もいつも
英単語帳に貼ってる夥しい付箋紙だけでできる単語帳
一枚の日本画を見るむらさきに紙風船のつぼみふくらむ
唇が紙ストローに慣れていく 初めはあんなに拒んだのに
明細書時代と共に電子化し年末調整手書きよりも苦
柿の実の緑の艶を絵手紙に続編はきっと木守柿だね
紙相撲残った残ったと恋相撲ひとり夢見た君との青春
袋文字一面大きく見える朝あいつの「金」を打つスポーツ紙
ペンと紙 在れば広がる 世界観
老若男女 分け隔てなし
恋破裂紙つけあいの目があって幼き胸の小鳴り高鳴り
紅葉などはさんで楽し紙漉きの体験楽しツグミの声聴く
げんこつをやさしい紙で包んだらたぶん涙が花を咲かせる
紙ほどの鋭さあれば流血を恐れず戦えるのに 自分と
両名の名前を二回区役所に提出をした
一人振り出し
おみくじの紙が結んだ縁が今 無垢と袴を境内に呼ぶ
殴り書き 埋め尽くしても 朝くれば
白紙の心 木漏れ日浴びて
秋空をスイスイとゆくヒコーキの紙の翼の白い輝き
捨てられず開封もせず置いてある手紙の束を忘ることなし
あの人が折った折り紙唐突に箱の中より転げ出でたり
ペーパーレスの時代が来たとしても紙の存在は残してほしい
紙詰まりした複合機 あなたにはあなたの正義があるんだろうね
上の句と下の句が適度な距離感があって好きです。具体と抽象のバランスも。良い歌をたくさん作れるんだろうなと羨ましくなりました。
アルパカさん いつも深く読み解いていただきありがとうございます。短歌づくりは楽しいですが自信喪失することも多く、そうおっしゃっていただけると励みになってまた頑張れそうです。
メモ紙にちょっと一言書いたなら君への本音が素直に読める
紙のよな月を画面越しに眺む16時間隔てたガザよ
着せ替えの洋服織っては色紙の夢は広がるおんなが宿る
すばらしき世界 PDF化した紙の書類を再度印刷
五円玉握り走って公園に皆が待ってたあの紙芝居
結婚前の手紙に出会う拙い文字でも爽やかに
に書き綴った亡夫
かさばるし明かりが要るし重いけど本はやっぱり紙の手ざわり
思考から素通りしていくケータイの 確かな紙の手触り懐かし
便箋の紙ヒコーキよ「さようなら」あなたの文字が飛ぶ秋の空
裏紙を もったいないから
カットして
作るメモ紙 たまる一方
原っぱで紙芝居見た想い出を語る姉妹も既に還暦
舞い上がる紙ふうせんが飛んだ日にあなたの知らせも舞い降りたよ
人生はどの道を選ぶとしても紙一重ならばこの道を進め
一ヶ月汗を流して働いた対価となりし紙幣四枚
亡き母に書いた手紙は出せぬまま捨てられないまま五年目の冬
事終えて「あれ、紙がない」と言う旦那 トイレも仕事も夜もいつも