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咲き誇り 散り行く花の 我が命 この世の全て 捨て散り逝かん
まぶたへと意識が消えてゆく水の中に沈んでいるオルゴール
数々の 命を奪った きみとぼく 握る凶器は 小さな消しゴム
消えてった小さな命の数々よ愛されたかったただそばにいて
消えた夢自由な命生きてたい死ぬ事ばかり思っていたのに
たぶんこのたんこぶ消えぬと知りながらつい撫でている心の腫物を
照明を点けたり消したりして遊ぶ君の不在に慣れていくまで
父親の乗る消防車勇ましく引退しても密かな誇り
幼子が次々飛ばすシャボン玉消えゆく果ての高き秋空
消息ももはや分からぬ人がいて当時のままの街角に立つ
唐突にラジオの歌が連れてきた恋も吐息も消したい記憶も
過去は消し去ることはできぬ時々フラッシュバックする
秋晴れの約束された夜に偲ぶ水に流され消えた命を
大きな声出していやなこと吹き飛ばしストレス全部消し去りたいよ
消えぬから恋の上書きやってみたお絵描き上手は塗り絵も上手
あの恋を消してしまえば楽なのに影を引きずる秋のいじわる
風鈴の音が消えてく夕暮れのガラスに残る悲しみの跡
この雨も頬を伝った悲しみもやがては消えて海になるから
人はみな 消せない過去と 後悔を たずさえながら 明日へと進む
スマホのデータみたいに嫌な思い出を削除したいと思う十月
長月は一つずつ消えゆく悩みたちよ 早々に痛み来る神無月か
消えてゆく線香花火のパッと散る光にも似た老父の笑顔
消臭剤バウンドさせる楽しみよ みんなの夢を集めた玉です
消しゴムで悲しみだけを消せたなら笑顔の 私でいれるだろうか
咲き誇り
散り行く花の
我が命
この世の全て
捨て散り逝かん
まぶたへと意識が消えてゆく水の中に沈んでいるオルゴール
数々の 命を奪った きみとぼく
握る凶器は 小さな消しゴム
消えてった小さな命の数々よ愛されたかったただそばにいて
消えた夢自由な命生きてたい死ぬ事ばかり思っていたのに
たぶんこのたんこぶ消えぬと知りながらつい撫でている心の腫物を
照明を点けたり消したりして遊ぶ君の不在に慣れていくまで
父親の乗る消防車勇ましく引退しても密かな誇り
幼子が次々飛ばすシャボン玉消えゆく果ての高き秋空
消息ももはや分からぬ人がいて当時のままの街角に立つ
唐突にラジオの歌が連れてきた恋も吐息も消したい記憶も
過去は消し去ることはできぬ時々フラッシュバックする
秋晴れの約束された夜に偲ぶ水に流され消えた命を
大きな声出していやなこと吹き飛ばしストレス全部消し去りたいよ
消えぬから恋の上書きやってみたお絵描き上手は塗り絵も上手
あの恋を消してしまえば楽なのに影を引きずる秋のいじわる
風鈴の音が消えてく夕暮れのガラスに残る悲しみの跡
この雨も頬を伝った悲しみもやがては消えて海になるから
人はみな 消せない過去と 後悔を
たずさえながら 明日へと進む
スマホのデータみたいに嫌な思い出を削除したいと思う十月
長月は一つずつ消えゆく悩みたちよ
早々に痛み来る神無月か
消えてゆく線香花火のパッと散る光にも似た老父の笑顔
消臭剤バウンドさせる楽しみよ みんなの夢を集めた玉です
消しゴムで悲しみだけを消せたなら笑顔の
私でいれるだろうか