・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
食卓に ならぶ小さな ブロッコリー ほんとはいずれ 咲いたのだろうと
亡き友が教えてくれた花の名は白い花でシュランといった
秋薔薇が静かに咲いて朽ちてゆく空き家となりて愛でる人なく
寝て起きて働きまた寝て「いつか咲く」白昼夢から覚めないでいる
君選ぶ我選びたり我選ぶ君選びたり一束の花
花野にも見立ててうれし散歩道今朝降る雨に秋の鮮やか
可憐ゆえ魔女呪いたる白い花 空(うつろ)な苦実結ぶ宿命
静かなる社員寮にて子育ての続きのように花にやる水
散る花よ花の心はまだ枝にあるがごとくに夕暮れており
休耕田一帯に咲く我が物顔のセイダカアワダチソウ
秋の夜のキンモクセイの香を運び風が洗いたての髪を撫でる
夜空飛ぶ一途な花になれたなら君守りに行くよ飛梅のように
披露宴彩る花の数よりも幸せ与えし吾子に感謝
稽古で花生けるのがわれにとって至福の時間となりにけり
室外機から滴る地面には名も知らぬ小さな白い草花
占いをしながら散った花びらの「好き」だけ集め手紙に入れる
体調を崩しようやく外出れば金木犀が街角そめる
その人の想いを一首に蒔く種は 唯一無二の短歌と咲いて
球根をひとりで植えるこの秋はせめて美人に 咲いてねチューリップ
日当たりも水はけも悪い場所だけど置かれた場所で咲いております
一輪の空見て生きるガーベラが どうか下を向きませんように
晴天に白く並んでくっきりとゼフィランサスの細い花びら
場違いに幸せそうな人たちとカサブランカの存在感と
フリージア愛した人の名を呼べば今でも胸に微かに木霊す
帰り道。公園に咲いてる花の匂いが私自身を癒やしてくれる
花が好きピンクの薔薇の花束をあなたに捧ぐ愛しき人へ
食卓に ならぶ小さな ブロッコリー
ほんとはいずれ 咲いたのだろうと
亡き友が教えてくれた花の名は白い花でシュランといった
秋薔薇が静かに咲いて朽ちてゆく空き家となりて愛でる人なく
寝て起きて働きまた寝て「いつか咲く」白昼夢から覚めないでいる
君選ぶ我選びたり我選ぶ君選びたり一束の花
花野にも見立ててうれし散歩道今朝降る雨に秋の鮮やか
可憐ゆえ魔女呪いたる白い花
空(うつろ)な苦実結ぶ宿命
静かなる社員寮にて子育ての続きのように花にやる水
散る花よ花の心はまだ枝にあるがごとくに夕暮れており
休耕田一帯に咲く我が物顔のセイダカアワダチソウ
秋の夜のキンモクセイの香を運び風が洗いたての髪を撫でる
夜空飛ぶ一途な花になれたなら君守りに行くよ飛梅のように
披露宴彩る花の数よりも幸せ与えし吾子に感謝
稽古で花生けるのがわれにとって至福の時間となりにけり
室外機から滴る地面には名も知らぬ小さな白い草花
占いをしながら散った花びらの「好き」だけ集め手紙に入れる
体調を崩しようやく外出れば金木犀が街角そめる
その人の想いを一首に蒔く種は 唯一無二の短歌と咲いて
球根をひとりで植えるこの秋はせめて美人に
咲いてねチューリップ
日当たりも水はけも悪い場所だけど置かれた場所で咲いております
一輪の空見て生きるガーベラが どうか下を向きませんように
晴天に白く並んでくっきりとゼフィランサスの細い花びら
場違いに幸せそうな人たちとカサブランカの存在感と
フリージア愛した人の名を呼べば今でも胸に微かに木霊す
帰り道。公園に咲いてる花の匂いが私自身を癒やしてくれる
花が好きピンクの薔薇の花束をあなたに捧ぐ愛しき人へ