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レインボーブリッジ封鎖されたならきみと朝日をここで待とうか
民草と関りの無き開発の工事の地鳴り夜通し響く
孤独なる魂一つかばいつつ今日も揺られる満員電車
京都と東京の芸大通った東京の学生地味だった
革靴に乾いた泥をつけたまま 十五の朝や 地下鉄急ぐ
大丸のスウィーツ皆で喰みたきて 娘にねだり届くしあわせ
東京の人混みに揉まれ床に就く 家に帰っても視界は狭く
地平の先に光る東京の営みのひとつはきっとあの子の暮らし
清流も重なる木々も静けさもここにありますここも東京
都会然行き交う人も街並みも 小洒落て映えるどこも東京
東京は破れた夢や悲しみも愛や誇りもかかえて進む
丸の内 ビルの明かりが立ち並び 光の数だけ 野心渦巻く
東京を抜け出す深夜の鈍行で名前も知らない蛾とのランデブ
地下鉄の装飾過多の広告に 空しさつのる東京の夜
都会では避けるぬかるみ見かけぬもビルの谷間の残照赤き
東京通勤帯の乗り換えは人が行き交う猛スピードで
今は亡き祖母の住んでいた下町の目と鼻の先にはスカイツリー
夏休み友と秋川渓谷で バーベキューして水遊びして
いく歳も思い焦がれて辿り着く君が住む街会えなくてもと
東京の街を一人で歩くより 誰かと歩く田舎のコンビニ
東京のスクランブルで見る夕陽いじけた胸に故郷(こきょう)を想う
レインボーブリッジ封鎖されたならきみと朝日をここで待とうか
民草と関りの無き開発の工事の地鳴り夜通し響く
孤独なる魂一つかばいつつ今日も揺られる満員電車
京都と東京の芸大通った東京の学生地味だった
革靴に乾いた泥をつけたまま 十五の朝や 地下鉄急ぐ
大丸のスウィーツ皆で喰みたきて
娘にねだり届くしあわせ
東京の人混みに揉まれ床に就く
家に帰っても視界は狭く
地平の先に光る東京の営みのひとつはきっとあの子の暮らし
清流も重なる木々も静けさもここにありますここも東京
都会然行き交う人も街並みも
小洒落て映えるどこも東京
東京は破れた夢や悲しみも愛や誇りもかかえて進む
丸の内 ビルの明かりが立ち並び 光の数だけ 野心渦巻く
東京を抜け出す深夜の鈍行で名前も知らない蛾とのランデブ
地下鉄の装飾過多の広告に
空しさつのる東京の夜
都会では避けるぬかるみ見かけぬもビルの谷間の残照赤き
東京通勤帯の乗り換えは人が行き交う猛スピードで
今は亡き祖母の住んでいた下町の目と鼻の先にはスカイツリー
夏休み友と秋川渓谷で バーベキューして水遊びして
いく歳も思い焦がれて辿り着く君が住む街会えなくてもと
東京の街を一人で歩くより 誰かと歩く田舎のコンビニ
東京のスクランブルで見る夕陽いじけた胸に故郷(こきょう)を想う