・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
夜散歩 連れて歩くは僕の影 夜空に浮かぶ金色の月
「狂歌」
票稼ぐ その時限りの 演説に 爪先ほどの 真意を探る
演歌なぞ 興味のきの字も 無き日経て 「酒よ」「舟歌」 口ずさむ日も
人生と うたれた題名 背負わされ この世に出(いず)る 悲喜劇開演
また今日も わたしとボクを 使い分け 誰も知らない ところで泣くの
社長立つ演台の壷花折れて年頭訓示を一つも覚えず
晩秋の恋を演じて寂し夜膝抱く指の冷たく侘びし
自分捨て 今からなるよ 君のため 演じる私 そこで見ててね
壁越しに 婆の演歌の漏れ聞こゆ 遺影にそっと 泣いているよう
何食わぬ顔を演じてお祝いのプレゼントを用意しサプライズ
演奏が途切れるように去った人思い出しつつ歩く雪道
幕が開き静かに始まる開演の舞台のごとき朝焼けの空
平和を願う演奏会国を越え民族を越えて響き渡れ
「大丈夫。まだ笑える」と言い聞かせ 道化演じる嘘つきな私
冬の街頭大道芸の花形の ピエロの演技に漂う哀愁
人前のピアノ演奏緊張し 白き指先小刻みに揺れる
独特の個性がないと目立てない自分らしさを演じている
脇役の若手役者の好演に心奪われ物語の中
開演の五分前から祖母二人顔を見合わせ 孫よりどきどき
難しい台詞の意味を知らずとも 大人顔負けの子役の演技
君の演技家という名の劇場で見るうちに参加していたわれなり
田舎では舞台演劇なかなかに観れぬ寂しさ補うテレビ
同窓会 幸せ演じて息つまり 一人抜け出し夜風に当たる
脚本と演出は君ヒロインの恋人役はもう決まったの?
孫のためアンパンマンを演じては子供にかえり楽しく笑う
心配をかけまいと本音を隠し 優しさで演じる人は皆
(添削) 心配をかけまいと本音を隠し 優しさで演じるあなたには
イタズラを隠すかの如玄関で帰りを待つ演技す愛犬は
ライオンキングを演じた4年 ハイエナ役で舞台に立つ 楽しかった学芸会
いい人を演じることに疲れ果て勇気をもって自由を選ぶ
夜散歩 連れて歩くは僕の影 夜空に浮かぶ金色の月
「狂歌」
票稼ぐ
その時限りの
演説に
爪先ほどの
真意を探る
演歌なぞ
興味のきの字も
無き日経て
「酒よ」「舟歌」
口ずさむ日も
人生と
うたれた題名
背負わされ
この世に出(いず)る
悲喜劇開演
また今日も わたしとボクを 使い分け
誰も知らない ところで泣くの
社長立つ演台の壷花折れて年頭訓示を一つも覚えず
晩秋の恋を演じて寂し夜膝抱く指の冷たく侘びし
自分捨て 今からなるよ 君のため
演じる私 そこで見ててね
壁越しに 婆の演歌の漏れ聞こゆ
遺影にそっと 泣いているよう
何食わぬ顔を演じてお祝いのプレゼントを用意しサプライズ
演奏が途切れるように去った人思い出しつつ歩く雪道
幕が開き静かに始まる開演の舞台のごとき朝焼けの空
平和を願う演奏会国を越え民族を越えて響き渡れ
「大丈夫。まだ笑える」と言い聞かせ
道化演じる嘘つきな私
冬の街頭大道芸の花形の
ピエロの演技に漂う哀愁
人前のピアノ演奏緊張し 白き指先小刻みに揺れる
独特の個性がないと目立てない自分らしさを演じている
脇役の若手役者の好演に心奪われ物語の中
開演の五分前から祖母二人顔を見合わせ
孫よりどきどき
難しい台詞の意味を知らずとも 大人顔負けの子役の演技
君の演技家という名の劇場で見るうちに参加していたわれなり
田舎では舞台演劇なかなかに観れぬ寂しさ補うテレビ
同窓会 幸せ演じて息つまり 一人抜け出し夜風に当たる
脚本と演出は君ヒロインの恋人役はもう決まったの?
孫のためアンパンマンを演じては子供にかえり楽しく笑う
心配をかけまいと本音を隠し 優しさで演じる人は皆
(添削)
心配をかけまいと本音を隠し 優しさで演じるあなたには
イタズラを隠すかの如玄関で帰りを待つ演技す愛犬は
ライオンキングを演じた4年 ハイエナ役で舞台に立つ 楽しかった学芸会
いい人を演じることに疲れ果て勇気をもって自由を選ぶ