・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
個人年金進められ一口でもと加入還暦後嬉し
好きでした初めての恋終わります 口走りそう口角上げよ
青山の 明るき駅前 街灯の 下で重ねたる 君と我の唇よ
あなたとは手をつなぐこともないけれど 犬の額で口づけ交わす
今でもずっと覚えている 笑顔の貴方と唇に塗ってあるリップ
くちびるが乾いて幾度も血が滲む あの傷は癒えたことにしたのに
紅をひく小指ひやかす恋心薄くふちどる想いをなぞる
くちびるに 手が触れるたび 思い出す 昔懐かし 代えがたい日々
ここを去り新たな道へゆく彼を 口々に惜しみエール送る
サビよりもイントロよりも覚えてるBメロの歌詞君の口元
知ってるのその目に映るは大宇宙 くちびる尖らす私は小石
雨の駅 改札口で 待つ我を 迎えに来る車内 暖かい
くちびるをちぎって投げてスタッフがバラバラにしてファンが群がる
言葉にはならぬ思いがあふれ出て乾いた口のままで立ち居り
カウンター 友酔い心地 口に出す 話しがはずみ 言葉忘れる
くちびるの 乾きともに 噛む仕草 喜怒哀楽の味がするとか
寝不足を 隠す紅色 そのわけを こぼすことなく また色を差す
真っ黒な 心の雨が 止み晴れる 感謝の言葉 口にした時
咥えてた 煙草はフレーム から外れ 煙吐き終え 僕を待つ唇
100kmを記憶とともに歩ききる 口から溢れる祖父への餞
先月祖父が他界しました。 健脚だった祖父に代わり(?)、小さい頃迎えに来てくれた実家の横浜〜埼玉北部の祖父の家まで115km歩きました。 何になるわけでもないけれど、なにか整理がつきました。
口ずさむあなたの唄はラブレター 春風に乗って運ばれて来る
香りよきバニラアイスの幸せが口より溶けて体に染みる
微笑んだ 写真の祖母の くちびると 似る吾 鏡の前で微笑み
楽しみに食べてトンカツ口に入れ ソース間違え醤油をかけた
手の甲の 口が囁き 夢の中 眠り鬼·魘夢(えんむ)の 血鬼術(けっきじゅつ)
ご存知ではないお方も多くいらっしゃるところ恐縮ですが、前回の「肉」のお題同様、私のアイコンのキャラクター(魘夢)の大ファンとして詠まずにはいられず、この歌をひらめきました(^^)*✻✩
誤解して 嫌いと君に 言いかけて 口を噤(つぐ)んだ時には遅し
くちびるにカンパリソーダがふれるたび あの日のあなたの笑顔が浮かぶ
大人びた仕草にどきっとさせられる着物の七歳くちびるの紅
あの人が好きだった歌を口ずさむ 心が少し痛んだ夜は
くちびるは半分開き閉じられた 最後の言葉は吐息に変わり
頬かすめ ふっと近づくくちびるの ほのかな香り記憶に残り
口が無きゃスベらず済むが口が無きゃ食べられぬからよく歯を磨く
ばら色の頬の少年少女らが口ずさむのは春を待つ歌
花束を作る店主に「色替えて」を言えずに少し尖る口元
いま君と最後の握手 くちびるのみるみる荒れてしまった駅で
口を開け大きな愛を叫んだら怒られちゃった恋する人に
両親や姉貴は口が上手いのに僕は口下手損な人生
口にした言葉は元に戻せない猫を相手に一人で愚痴る
ほんのりとミルクの香り漂わせ すやすや眠るほほに口づけ
どのように 口に出そうか 苦悩する 寄り添う言葉 想い伝われ
口下手をいつでも歳のせいにする 私は昭和のロスジェネ世代
個人年金進められ一口でもと加入還暦後嬉し
好きでした初めての恋終わります
口走りそう口角上げよ
青山の 明るき駅前 街灯の 下で重ねたる 君と我の唇よ
あなたとは手をつなぐこともないけれど 犬の額で口づけ交わす
今でもずっと覚えている 笑顔の貴方と唇に塗ってあるリップ
くちびるが乾いて幾度も血が滲む あの傷は癒えたことにしたのに
紅をひく小指ひやかす恋心薄くふちどる想いをなぞる
くちびるに 手が触れるたび 思い出す 昔懐かし 代えがたい日々
ここを去り新たな道へゆく彼を
口々に惜しみエール送る
サビよりもイントロよりも覚えてるBメロの歌詞君の口元
知ってるのその目に映るは大宇宙 くちびる尖らす私は小石
雨の駅 改札口で 待つ我を 迎えに来る車内 暖かい
くちびるをちぎって投げてスタッフがバラバラにしてファンが群がる
言葉にはならぬ思いがあふれ出て乾いた口のままで立ち居り
カウンター 友酔い心地 口に出す
話しがはずみ 言葉忘れる
くちびるの 乾きともに 噛む仕草
喜怒哀楽の味がするとか
寝不足を 隠す紅色 そのわけを こぼすことなく また色を差す
真っ黒な 心の雨が 止み晴れる 感謝の言葉 口にした時
咥えてた 煙草はフレーム から外れ
煙吐き終え 僕を待つ唇
100kmを記憶とともに歩ききる
口から溢れる祖父への餞
先月祖父が他界しました。
健脚だった祖父に代わり(?)、小さい頃迎えに来てくれた実家の横浜〜埼玉北部の祖父の家まで115km歩きました。
何になるわけでもないけれど、なにか整理がつきました。
口ずさむあなたの唄はラブレター
春風に乗って運ばれて来る
香りよきバニラアイスの幸せが口より溶けて体に染みる
微笑んだ 写真の祖母の くちびると 似る吾 鏡の前で微笑み
楽しみに食べてトンカツ口に入れ
ソース間違え醤油をかけた
手の甲の 口が囁き 夢の中 眠り鬼·魘夢(えんむ)の 血鬼術(けっきじゅつ)
ご存知ではないお方も多くいらっしゃるところ恐縮ですが、前回の「肉」のお題同様、私のアイコンのキャラクター(魘夢)の大ファンとして詠まずにはいられず、この歌をひらめきました(^^)*✻✩
誤解して 嫌いと君に 言いかけて 口を噤(つぐ)んだ時には遅し
くちびるにカンパリソーダがふれるたび あの日のあなたの笑顔が浮かぶ
大人びた仕草にどきっとさせられる着物の七歳くちびるの紅
あの人が好きだった歌を口ずさむ 心が少し痛んだ夜は
くちびるは半分開き閉じられた 最後の言葉は吐息に変わり
頬かすめ ふっと近づくくちびるの ほのかな香り記憶に残り
口が無きゃスベらず済むが口が無きゃ食べられぬからよく歯を磨く
ばら色の頬の少年少女らが口ずさむのは春を待つ歌
花束を作る店主に「色替えて」を言えずに少し尖る口元
いま君と最後の握手 くちびるのみるみる荒れてしまった駅で
口を開け大きな愛を叫んだら怒られちゃった恋する人に
両親や姉貴は口が上手いのに僕は口下手損な人生
口にした言葉は元に戻せない猫を相手に一人で愚痴る
ほんのりとミルクの香り漂わせ すやすや眠るほほに口づけ
どのように 口に出そうか 苦悩する
寄り添う言葉 想い伝われ
口下手をいつでも歳のせいにする 私は昭和のロスジェネ世代