・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
苦難照らす輝く未来若人達へエールを送る
成功を求められてるこの世界、失敗だって成功の元
成れよ成れよと 言われるくらいなら 私はもう、 終わってもいい。
成功がまたも居場所を削り取る不幸自慢で成り立つ絆
歩の一手先陣切って成り上がり一兵卒の大逆転劇
知らぬ子のように友といる娘の電車賃小人でほっとして
幸せは小さいけれど満ち足りし夕餉の卓のささやかな成功
為す術も 無く過ぎ去った あの日々よ 遥か彼方の 星に成るまで
この場所に居るってことの大切さ人との縁成就ってことも
成果なし成長不明の7ヶ月 愛と責任縛られたまま
生成と消滅 人が人を愛して愛されて生み出す鎖
掻き分けど 光の一粒 引いてゆく 成仏できぬ 冬風の種
人生で成し遂げたことは少なくて 子を育てたこと唯一のこと
階段を登りきりプチ達成感舌出して笑む犬の気分かな
人通り途絶え夜ふけの灯の中を金色と成り踊る粉雪
ケセラセラ成るようになるノンシャランどうにかなるさ何とかなるさ
ちょっといいカフェにスイーツ食べに行く目標達成できたときには
旅人は成り行き任せの風のなか振られた恋を星に重ねて
桜咲く晴れ着を纒ふ成人の子はランドセル揺らし歩みて
追って追って逃げる吾終ぞ吾成る邯鄲の夢
翌日に 祖父の手術を 控える夜 成功祈り 星を見上げて
成人を迎え初めて試みたのに一度きり咽(むせ)ぶ莨(たばこ)に
成人式には行かないでペルソナひとつ殖やした冬の日
成人のベテランなれど内面は未熟な故(ゆえ)にフワフワ生きて
雪深く寒さに耐えて成長す 新芽の命大地が守り
何ごとも成せし気のせぬ一生(ひとよ)でも砂粒ほどの軌跡はあるか
黙々と母の白髪を染めながら母への気持ちを熟成させる
成人の日娘の晴れ着すがたに目を細め 応える病の夫
留学で行動力の増したきみ 将棋の駒が成り込むように
言の葉を紡いで繋いで成り合えば動き出すんだ誰かの心
ニッポンの未来を創る新成人夢は大きく羽ばたいて行け
皆で笑って涙して 一生に一度の成人式
苦難照らす輝く未来若人達へエールを送る
成功を求められてるこの世界、失敗だって成功の元
成れよ成れよと
言われるくらいなら
私はもう、
終わってもいい。
成功がまたも居場所を削り取る不幸自慢で成り立つ絆
歩の一手先陣切って成り上がり一兵卒の大逆転劇
知らぬ子のように友といる娘の電車賃小人でほっとして
幸せは小さいけれど満ち足りし夕餉の卓のささやかな成功
為す術も 無く過ぎ去った あの日々よ
遥か彼方の 星に成るまで
この場所に居るってことの大切さ人との縁成就ってことも
成果なし成長不明の7ヶ月
愛と責任縛られたまま
生成と消滅 人が人を愛して愛されて生み出す鎖
掻き分けど 光の一粒 引いてゆく
成仏できぬ 冬風の種
人生で成し遂げたことは少なくて
子を育てたこと唯一のこと
階段を登りきりプチ達成感舌出して笑む犬の気分かな
人通り途絶え夜ふけの灯の中を金色と成り踊る粉雪
ケセラセラ成るようになるノンシャランどうにかなるさ何とかなるさ
ちょっといいカフェにスイーツ食べに行く目標達成できたときには
旅人は成り行き任せの風のなか振られた恋を星に重ねて
桜咲く晴れ着を纒ふ成人の子はランドセル揺らし歩みて
追って追って逃げる吾終ぞ吾成る邯鄲の夢
翌日に 祖父の手術を 控える夜 成功祈り 星を見上げて
成人を迎え初めて試みたのに一度きり咽(むせ)ぶ莨(たばこ)に
成人式には行かないでペルソナひとつ殖やした冬の日
成人のベテランなれど内面は未熟な故(ゆえ)にフワフワ生きて
雪深く寒さに耐えて成長す 新芽の命大地が守り
何ごとも成せし気のせぬ一生(ひとよ)でも砂粒ほどの軌跡はあるか
黙々と母の白髪を染めながら母への気持ちを熟成させる
成人の日娘の晴れ着すがたに目を細め
応える病の夫
留学で行動力の増したきみ 将棋の駒が成り込むように
言の葉を紡いで繋いで成り合えば動き出すんだ誰かの心
ニッポンの未来を創る新成人夢は大きく羽ばたいて行け
皆で笑って涙して 一生に一度の成人式