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無頓着そこがいいといったけどあなたを知っておしゃれになった
今着いた連絡待つも待たれるも どちらも心揺れる思い出
優柔なきみの迷いの傍らに ため息いとし 決着は、また。
母さんの残した着物その柄に母の心の華やぎの見ゆ
着飾りて稚児行列は華やかに 天冠気にし歩んだあの日
湯豆腐の絹の衣を着衣して儀式のように壊さぬように
残雪に溶け行く音を聴こうとする 着地する白い渡鳥の
年度末 押し付けられた 仕事たち やりたくないが 渋々着手
悶々と思考巡らせ眉間に皺 寝て起きれば すぐ辿り着き
着信音 車内の何処(いずこ)で鳴り 腑とマナーモードか つい見直す吾
「いつ着くの?」今か今かと待ち侘びて 愚息の帰還 親バカ二人
大丈夫、気にすんなって、お金ならいくらでもある(←着服してます)
木の枝に着いた雫の呼鈴がキラリと光り春の訪れ
真夜中に鳴った着信すぐ切れて 忘れたはずの名前が光る
のさばると刈るも大変枯れ始め燃やして終わり帰る野良着で
オシャレに目覚めし頃我着飾ることなし置いてきぼり
来世へ旅立つあなたが着た寿衣は あの日あなたへ贈ったスーツ
しばらくは寒波居座る春コート着て出掛ける日はまだまだ遠く
着せ替えの人形のように春を着て姿見飾る着やせの魔法
夜明け前 ホームに着いた 行き先も わからぬ電車で 又, 旅に出る
重ね着をしても冷え込む 冬将軍 春を寄せては 撥ね退(の)く二月
縁のある両面コイン手の内に着いて散らばる「チャリン」の音が
海沿いを君と走った江ノ電の終着駅に浮かぶさよ なら
夕景の到着ロビーの雑踏に 君を見つけて春動き 出す
艶やかな 十二単を 着たい吾子 生地を羽織りて 平安ごっこ
もう鳴らない母専用の着信音リストに残る母の名哀し
君からの着信メールが消せなくて 使い続ける古い携帯
洗濯を繰り返したシャツくたくたのボロボロだけど着心地バツグン
義母さんの形見の着物袖短く凛と見せたく きつく締める帯
春めいて 花壇に植わる 水仙を チューリップへと 着せ替えられて
マスタードイエローを着て今日こそはふたりの仲に結論を出す
北風に負けるもんかとセーターを着込んで歩く雪の校舎へ
着古したジーンズ穿いて裏通り その日暮らしの風引き連れて
くつろげるレストラン着き言葉咲く 思わず知らず手にするメニュー
ブランコを飛びおりザッと着地きめ金メダリストになってた小五
月曜日 冷たい風で 冬を着て キリリと心 引き締め仕事へ
突如鳴る汽笛のような着信音直ぐに消したく情けなくなり
着信音がいくら鳴ったってでれないの 昨日寂しく別れたでしょう?
友からのメール着信合い言葉「良い加減で頑張ってね」と
無頓着そこがいいといったけどあなたを知っておしゃれになった
今着いた連絡待つも待たれるも
どちらも心揺れる思い出
優柔なきみの迷いの傍らに
ため息いとし 決着は、また。
母さんの残した着物その柄に母の心の華やぎの見ゆ
着飾りて稚児行列は華やかに
天冠気にし歩んだあの日
湯豆腐の絹の衣を着衣して儀式のように壊さぬように
残雪に溶け行く音を聴こうとする 着地する白い渡鳥の
年度末 押し付けられた 仕事たち やりたくないが 渋々着手
悶々と思考巡らせ眉間に皺
寝て起きれば すぐ辿り着き
着信音 車内の何処(いずこ)で鳴り 腑とマナーモードか つい見直す吾
「いつ着くの?」今か今かと待ち侘びて
愚息の帰還 親バカ二人
大丈夫、気にすんなって、お金ならいくらでもある(←着服してます)
木の枝に着いた雫の呼鈴がキラリと光り春の訪れ
真夜中に鳴った着信すぐ切れて 忘れたはずの名前が光る
のさばると刈るも大変枯れ始め燃やして終わり帰る野良着で
オシャレに目覚めし頃我着飾ることなし置いてきぼり
来世へ旅立つあなたが着た寿衣は
あの日あなたへ贈ったスーツ
しばらくは寒波居座る春コート着て出掛ける日はまだまだ遠く
着せ替えの人形のように春を着て姿見飾る着やせの魔法
夜明け前 ホームに着いた 行き先も わからぬ電車で 又, 旅に出る
重ね着をしても冷え込む 冬将軍 春を寄せては 撥ね退(の)く二月
縁のある両面コイン手の内に着いて散らばる「チャリン」の音が
海沿いを君と走った江ノ電の終着駅に浮かぶさよ
なら
夕景の到着ロビーの雑踏に 君を見つけて春動き
出す
艶やかな 十二単を 着たい吾子
生地を羽織りて 平安ごっこ
もう鳴らない母専用の着信音リストに残る母の名哀し
君からの着信メールが消せなくて 使い続ける古い携帯
洗濯を繰り返したシャツくたくたのボロボロだけど着心地バツグン
義母さんの形見の着物袖短く凛と見せたく
きつく締める帯
春めいて 花壇に植わる 水仙を チューリップへと 着せ替えられて
マスタードイエローを着て今日こそはふたりの仲に結論を出す
北風に負けるもんかとセーターを着込んで歩く雪の校舎へ
着古したジーンズ穿いて裏通り その日暮らしの風引き連れて
くつろげるレストラン着き言葉咲く
思わず知らず手にするメニュー
ブランコを飛びおりザッと着地きめ金メダリストになってた小五
月曜日 冷たい風で 冬を着て キリリと心 引き締め仕事へ
突如鳴る汽笛のような着信音直ぐに消したく情けなくなり
着信音がいくら鳴ったってでれないの
昨日寂しく別れたでしょう?
友からのメール着信合い言葉「良い加減で頑張ってね」と