・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
子犬からトイプードルのオスになりハッピーとして迎えた家族
ゆくさきはこの道と覚え迷わないあの足取りに憧れている
昼間の田舎道を犬と一緒にぶらり旅
犬笛を吹いてネットの荒れ野には小型犬やら大型犬が
芸を仕込まれリードに引かれ生きていく犬の野生は呑み込まれていく
春風が子犬のようにじゃれるだろう髪を帽子でなだめる二月
元々は 顔を見るたび 腹が立つ 犬猿の仲 いつしか空気
すれ違う散歩の犬が笑顔向け瞬時に願う幸せであれ
寝る時間増え いつ立てなくなるかと 我が愛犬の 齢(よわい)十六
犬死にの兵士のように粉雪は消えてゆく黒い舗装道路に
鳴く子猫 見つめる我が家の 室内犬 ミルクを作る ママを急かせる
強がっても独りの夜は捨てられた子犬のようにおろおろとする
秋残るさつまいもひとつ蒸しあげて寄り来る犬と分かちあふ夜
梅まつり売店の前混みし足元気を付けて犬も居るから
犬も戻るという険しき犬戻狭(いぬもどりキョウ)の一度は見たき滝
愛犬に リードをつけて 出発だ 今日は一緒に どこデートしよ
夕闇でエレクトリカルに光る犬 ご機嫌な様子にこちらもほころぶ
学校に住みついた犬 ぼくよりも真面目な顔で授業聞いてた
散歩中愛犬自慢の立ち話 時は流れてカラス 鳴く道
紐を繋ぐ山羊と遊ぶ犬頭突きされ腰抜けて鳴く逃げながら
風景に ビデオカメラを向けていた母が 今は愛犬に向ける
本棚に黄色い犬のぬいぐるみ最後に一緒に遊んだキャッチャー
犬畜生 「畜生」はケモノという意味 なんか犬だけ特別じゃない?
夕暮れに愛犬と行く散歩道 西か東か春の香探し
路地裏の小さな店の看板犬 変わりゆく街 瞳に写し
両親が 夫婦喧嘩し どうしよう 犬は炬燵で そっと見守る
我が娘リードを握り散歩する ゆっくり歩幅あわせる愛犬
もこもこでふわふわまっしろポメラニアンを心に飼ってる君が好きだよ
番犬に怯え 両手で耳塞ぎ 走って通過 小3までは
畑行きモロコシ種を蒔いた跡 すぐ掘り返す戯れ笑う犬
負け犬と笑われたって平気だよ誰よりわかる土の温もり
元気だと 伝えたい時 しっぽ振る 犬のスタンプ何度も押して
あの角の無人の家の朽ちた戸に鈍く輝く「猛犬注意」
若ものが盲導犬の育成中 街で出会えば心でガンバ
昼休み校庭に現れし犬は忽(たちま)ち子等のアイドルと化す
子犬からトイプードルのオスになりハッピーとして迎えた家族
ゆくさきはこの道と覚え迷わないあの足取りに憧れている
昼間の田舎道を犬と一緒にぶらり旅
犬笛を吹いてネットの荒れ野には小型犬やら大型犬が
芸を仕込まれリードに引かれ生きていく犬の野生は呑み込まれていく
春風が子犬のようにじゃれるだろう髪を帽子でなだめる二月
元々は 顔を見るたび 腹が立つ 犬猿の仲 いつしか空気
すれ違う散歩の犬が笑顔向け瞬時に願う幸せであれ
寝る時間増え いつ立てなくなるかと 我が愛犬の 齢(よわい)十六
犬死にの兵士のように粉雪は消えてゆく黒い舗装道路に
鳴く子猫 見つめる我が家の 室内犬 ミルクを作る ママを急かせる
強がっても独りの夜は捨てられた子犬のようにおろおろとする
秋残るさつまいもひとつ蒸しあげて寄り来る犬と分かちあふ夜
梅まつり売店の前混みし足元気を付けて犬も居るから
犬も戻るという険しき犬戻狭(いぬもどりキョウ)の一度は見たき滝
愛犬に リードをつけて 出発だ
今日は一緒に どこデートしよ
夕闇でエレクトリカルに光る犬
ご機嫌な様子にこちらもほころぶ
学校に住みついた犬 ぼくよりも真面目な顔で授業聞いてた
散歩中愛犬自慢の立ち話 時は流れてカラス
鳴く道
紐を繋ぐ山羊と遊ぶ犬頭突きされ腰抜けて鳴く逃げながら
風景に ビデオカメラを向けていた母が 今は愛犬に向ける
本棚に黄色い犬のぬいぐるみ最後に一緒に遊んだキャッチャー
犬畜生 「畜生」はケモノという意味 なんか犬だけ特別じゃない?
夕暮れに愛犬と行く散歩道 西か東か春の香探し
路地裏の小さな店の看板犬 変わりゆく街 瞳に写し
両親が 夫婦喧嘩し どうしよう
犬は炬燵で そっと見守る
我が娘リードを握り散歩する ゆっくり歩幅あわせる愛犬
もこもこでふわふわまっしろポメラニアンを心に飼ってる君が好きだよ
番犬に怯え 両手で耳塞ぎ 走って通過 小3までは
畑行きモロコシ種を蒔いた跡
すぐ掘り返す戯れ笑う犬
負け犬と笑われたって平気だよ誰よりわかる土の温もり
元気だと 伝えたい時 しっぽ振る 犬のスタンプ何度も押して
あの角の無人の家の朽ちた戸に鈍く輝く「猛犬注意」
若ものが盲導犬の育成中 街で出会えば心でガンバ
昼休み校庭に現れし犬は忽(たちま)ち子等のアイドルと化す