・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
私の心はもう壊れたの言葉のテープでは直せないわ
あの時のあなたが照らした今がある 誇れる自分になれているかな
切り札のカード切るのか切らぬのか キングの手の内震える隣国
黙る吾子の足先揺れる音聴きに暗い炬燵の底へ落ち行く
鏡見て アイロン手にし 髪のばす 曲がった心も伸びますように
歳時記を裏切る寒波春未だ恋も二度寝の夢見る恋路
怪我をして 壊れた頭の シナプスが つながるかのよな 温かいささえ
おはようございます
詠の中の一言一言が 私には当てはまり それが「私の頭の中」に入り とても楽になりました
良い詠を読ませて頂き ありがとうございました
ひろちゃんさん 素敵なコメントをありがとうございます 怪我をした主人の介護をしながら、たくさんの方々の温かいお言葉やサポートが、心にささり、主人本人のリハビリの後押しとなっていることを詠みたかったのですが…なかなか字数が足らず笑
コメントいただき励みになりました。 ありがとうございました。
ユリカモメ皆で見とれるふわふわは冬の友達飛び立って行く
窓叩く風うねるたび連想す 空翻る風の又三郎
愛想笑いカードの裏しか見せないで息絶えぬよう生き耐えている
幾つでも 失敗すれば 気が滅入る 浮上するのは ふとした契機
春を待つ 厳しい寒さは ガラス越し 一歩も外に 出ずに日暮れる
如月の 夕刻五時の 空は未(ま)だ明るい 雲間に上弦の月
切り開く未来の意味を持つと知る 父が娘へ 贈る包丁
あばら骨ギターぶら下げ痛みあり ギブスした妻笑い止まらぬ
Grievingは愛の最終形という 「無い」を氷に閉じ込め撫でる
あかいろの弁当箱は役目終へ鶯告げる春遠からじ
街の夜シャッター閉めて闇響く こころ諦め人影も泣く
少しずつ 夜ごと形を変える月 誰かの想い切なのせいか
山近し窓を開ければ峻烈な朝の気すがし深呼吸する
この声が届きますよう祈ってる 家族っていう檻を破って
飼い犬の癖が抜けない捨て犬が自販機の前でお手をしている
【返歌】自販機の前で 飼い主待ち望み 来る人に芸をする捨て犬 天野まどか様の歌からは、置き去りにされてしまった犬の切なさを感じました 無責任に、家族だったはずの動物を捨てる人間が許せないです(:><:)
コメント誠にありがとうございます。身についた習性変えることできぬああ捨て犬も吾も哀しき・切なさは歌の源泉捨て犬が吠えるごとくに歌を詠むなり
陽の光浴びて深紅に熟れたるを 待つ心地こそ恋の味なり
エンジンに小さいタスクで火を点ける 調子の波に合わせて揺れる
風の精運んで来るのは花の香(か)と 木々のささやき恋のメロディ
日めくりを破る指先春立つと暦のうそを笑う虎落笛
辛いのは お前だけじゃ ないんだよ 聞き飽きた言葉 側溝に捨てる
好みはそれぞれとか言う奴に 食わせてやりたい君の唐揚げ
笑うなら いつも楽しいことばかり でもあなたとは つらいときこそ
親友の力になれず 嘘はないけれど虚しい「応援してる」
おまえには 貸しはあるがな 借りはない 返せないなら そのまま生きてろ
「立春」の響き心に灯をともし かじかむ手足柔らかくなる
大地から沸き立つような陽の気に揺られて春はゆっくりと来る
正月に 節分までも 過ぎ去りて も少しゆるりと 流れぬものか
風に乗り白い蕾はいっせいに声出し笑う 朗らかな辛夷
失うと分かっていても止められず見守るだけの日々が悲しい
亡き君ともっと喧嘩もしたかった「ドラマが見たい」「クイズがいいよ」
忘れても 思い出せたら 一時(いっとき)に 無くしただけの 大事な記憶
過去なんて気にしないわと言いながら元カノのことさりげなく聞く
老猫のこのぬくもりを1秒でも未来の私に譲ってあげたい
見上げれば 澄みわたる空 青々と 我もいつしか 羽ばたく鳥に
真っ青な空に揺れてる梅の花澄んだ空気に 春の匂い
指先で 私の背中に なぞる人 なんて書いたの もう一度だけ
満月に 映る面影 遠い過去 忘れたいのに 忘れられずに
散歩する街中にある自販機が給水所なり麦茶を選ぶ
亡き彼は 君の心に 住んでいて 君の目を通して 見ているよ
くわを手に畑の影は長くなり 夕焼け浴びる餌を待つポチ
震災を知らずに育った人たちへ 明日につなぐ語り部の声
人知れず河辺に咲いた冬菊の花びらゆらし春の風吹く
好きだった誰よりずっと好きだった言葉は風に言えないままに
私の心はもう壊れたの言葉のテープでは直せないわ
あの時のあなたが照らした今がある 誇れる自分になれているかな
切り札のカード切るのか切らぬのか
キングの手の内震える隣国
黙る吾子の足先揺れる音聴きに暗い炬燵の底へ落ち行く
鏡見て アイロン手にし 髪のばす
曲がった心も伸びますように
歳時記を裏切る寒波春未だ恋も二度寝の夢見る恋路
怪我をして
壊れた頭の
シナプスが
つながるかのよな
温かいささえ
おはようございます
詠の中の一言一言が
私には当てはまり
それが「私の頭の中」に入り
とても楽になりました
良い詠を読ませて頂き
ありがとうございました
ひろちゃんさん
素敵なコメントをありがとうございます
怪我をした主人の介護をしながら、たくさんの方々の温かいお言葉やサポートが、心にささり、主人本人のリハビリの後押しとなっていることを詠みたかったのですが…なかなか字数が足らず笑
コメントいただき励みになりました。
ありがとうございました。
ユリカモメ皆で見とれるふわふわは冬の友達飛び立って行く
窓叩く風うねるたび連想す
空翻る風の又三郎
愛想笑いカードの裏しか見せないで息絶えぬよう生き耐えている
幾つでも 失敗すれば 気が滅入る 浮上するのは ふとした契機
春を待つ 厳しい寒さは ガラス越し
一歩も外に 出ずに日暮れる
如月の 夕刻五時の 空は未(ま)だ明るい 雲間に上弦の月
切り開く未来の意味を持つと知る 父が娘へ 贈る包丁
あばら骨ギターぶら下げ痛みあり
ギブスした妻笑い止まらぬ
Grievingは愛の最終形という 「無い」を氷に閉じ込め撫でる
あかいろの弁当箱は役目終へ鶯告げる春遠からじ
街の夜シャッター閉めて闇響く
こころ諦め人影も泣く
少しずつ 夜ごと形を変える月 誰かの想い切なのせいか
山近し窓を開ければ峻烈な朝の気すがし深呼吸する
この声が届きますよう祈ってる 家族っていう檻を破って
飼い犬の癖が抜けない捨て犬が自販機の前でお手をしている
【返歌】自販機の前で 飼い主待ち望み 来る人に芸をする捨て犬
天野まどか様の歌からは、置き去りにされてしまった犬の切なさを感じました
無責任に、家族だったはずの動物を捨てる人間が許せないです(:><:)
コメント誠にありがとうございます。身についた習性変えることできぬああ捨て犬も吾も哀しき・切なさは歌の源泉捨て犬が吠えるごとくに歌を詠むなり
陽の光浴びて深紅に熟れたるを 待つ心地こそ恋の味なり
エンジンに小さいタスクで火を点ける
調子の波に合わせて揺れる
風の精運んで来るのは花の香(か)と
木々のささやき恋のメロディ
日めくりを破る指先春立つと暦のうそを笑う虎落笛
辛いのは お前だけじゃ ないんだよ 聞き飽きた言葉 側溝に捨てる
好みはそれぞれとか言う奴に
食わせてやりたい君の唐揚げ
笑うなら
いつも楽しいことばかり
でもあなたとは
つらいときこそ
親友の力になれず 嘘はないけれど虚しい「応援してる」
おまえには
貸しはあるがな
借りはない
返せないなら
そのまま生きてろ
「立春」の響き心に灯をともし かじかむ手足柔らかくなる
大地から沸き立つような陽の気に揺られて春はゆっくりと来る
正月に 節分までも 過ぎ去りて
も少しゆるりと 流れぬものか
風に乗り白い蕾はいっせいに声出し笑う
朗らかな辛夷
失うと分かっていても止められず見守るだけの日々が悲しい
亡き君ともっと喧嘩もしたかった「ドラマが見たい」「クイズがいいよ」
忘れても 思い出せたら 一時(いっとき)に 無くしただけの 大事な記憶
過去なんて気にしないわと言いながら元カノのことさりげなく聞く
老猫のこのぬくもりを1秒でも未来の私に譲ってあげたい
見上げれば 澄みわたる空 青々と
我もいつしか 羽ばたく鳥に
真っ青な空に揺れてる梅の花澄んだ空気に
春の匂い
指先で 私の背中に なぞる人 なんて書いたの もう一度だけ
満月に 映る面影 遠い過去 忘れたいのに 忘れられずに
散歩する街中にある自販機が給水所なり麦茶を選ぶ
亡き彼は 君の心に 住んでいて 君の目を通して 見ているよ
くわを手に畑の影は長くなり
夕焼け浴びる餌を待つポチ
震災を知らずに育った人たちへ 明日につなぐ語り部の声
人知れず河辺に咲いた冬菊の花びらゆらし春の風吹く
好きだった誰よりずっと好きだった言葉は風に言えないままに