・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
クッキーや100円だった石ころの魔法が解ける大人だよもう
悔しくて 蹴っ飛ばしてた 石ころを 近頃やると 菓子のやけ食い
願わくば 拾った道端の石を ぱちりと落とすような閉幕
白っぽい石で道路に線を書きケンケンパなど遊んだ記憶
感覚もなくなる程に 凍えた手 かざして温(ぬく)む 石油ストーブ
蛍光灯かざし透き通る蛍石 凍てつく湖 底で春待つ
なぜ石を積むのか問えばこたへあり貴方を待ちぬ道標なり
泣き濡れて一人佇む石畳 恋の面影 苔むす記憶
変わりゆく故郷水の流れ見続け幾年水底の石
濁流の底を転がる石ころの行方も知れず連れてゆかれる
石ころを 蹴るたび伸びる 影法師 待ちわびる風 夕陽が沈む
心身が石の如くに成りそうで若さを戻そうストレッチして
茶碗手に喉が渇いて岩清水 空になったら濁り水飲む
春愁の心の隙間埋めるよに真白き小石拾って帰る
手に入れた 鉱物ガチャの 天然石 くれた吾子優し 大事にするね
人生の道は石を蹴って歩いてくものさ
足元を見ることもなくぴゅんぴゅんと駆けて行く子ら川の飛び石
タツノオトシゴの眼光る ネックレス 姉の誕生石のトパーズ
石畳 途切れて惑う別れ道 どちらが先に背を向けるのか
少女の頃同情してた「吾一」 のこと 忘れられぬは「路傍の石」よ
色形 大きさ異なる 石見れば 個性豊かで 良しと思える
石段が近くに無くても歩くのはお金掛からぬ継続しよう
名も知らぬ石仏たちに手を合わす あなたを忘れる旅の途中で
まわる石光と闇を見続ける 静かな小川動かす心
我が短歌(うた)も 磨けば光る 原石の如く 心に残ればいつか
会える日だ 化石の私せめてリップをこの点滴が終わる頃には
石ころを僕が蹴ったら石ころが僕をにらんでにらめっこする
石橋をたたいてわたる その前にたたけるようなハンマーがない
駅をでて 石段のぼれば夢の跡 愛した人と住んでいた町
石地蔵我が子の代わりと季節ごと衣替えして慈しむ人
石仏も古びる姿の時流れ 足裏すべる苔むした陰
水草と石の配置が絶妙な水槽に会う古びた酒肆で
靴下の 中の石ころ 我慢した 幼き頃を 思い出し笑う
水面を 何度も弾き 飛ぶ石を 投げる彼見て 憧れたあの日
最近の ペットボトルのキャップたち 石のようだね固くて開かない
石段が在れば運動出来るのに保健指導の通知が届く
クッキーや100円だった石ころの魔法が解ける大人だよもう
悔しくて 蹴っ飛ばしてた 石ころを 近頃やると 菓子のやけ食い
願わくば 拾った道端の石を ぱちりと落とすような閉幕
白っぽい石で道路に線を書きケンケンパなど遊んだ記憶
感覚もなくなる程に 凍えた手 かざして温(ぬく)む 石油ストーブ
蛍光灯かざし透き通る蛍石
凍てつく湖 底で春待つ
なぜ石を積むのか問えばこたへあり貴方を待ちぬ道標なり
泣き濡れて一人佇む石畳 恋の面影 苔むす記憶
変わりゆく故郷水の流れ見続け幾年水底の石
濁流の底を転がる石ころの行方も知れず連れてゆかれる
石ころを 蹴るたび伸びる 影法師 待ちわびる風 夕陽が沈む
心身が石の如くに成りそうで若さを戻そうストレッチして
茶碗手に喉が渇いて岩清水
空になったら濁り水飲む
春愁の心の隙間埋めるよに真白き小石拾って帰る
手に入れた 鉱物ガチャの 天然石
くれた吾子優し 大事にするね
人生の道は石を蹴って歩いてくものさ
足元を見ることもなくぴゅんぴゅんと駆けて行く子ら川の飛び石
タツノオトシゴの眼光る ネックレス 姉の誕生石のトパーズ
石畳 途切れて惑う別れ道 どちらが先に背を向けるのか
少女の頃同情してた「吾一」 のこと
忘れられぬは「路傍の石」よ
色形 大きさ異なる 石見れば
個性豊かで 良しと思える
石段が近くに無くても歩くのはお金掛からぬ継続しよう
名も知らぬ石仏たちに手を合わす あなたを忘れる旅の途中で
まわる石光と闇を見続ける
静かな小川動かす心
我が短歌(うた)も 磨けば光る 原石の如く 心に残ればいつか
会える日だ 化石の私せめてリップをこの点滴が終わる頃には
石ころを僕が蹴ったら石ころが僕をにらんでにらめっこする
石橋をたたいてわたる その前にたたけるようなハンマーがない
駅をでて 石段のぼれば夢の跡 愛した人と住んでいた町
石地蔵我が子の代わりと季節ごと衣替えして慈しむ人
石仏も古びる姿の時流れ
足裏すべる苔むした陰
水草と石の配置が絶妙な水槽に会う古びた酒肆で
靴下の 中の石ころ 我慢した 幼き頃を
思い出し笑う
水面を 何度も弾き 飛ぶ石を 投げる彼見て 憧れたあの日
最近の ペットボトルのキャップたち 石のようだね固くて開かない
石段が在れば運動出来るのに保健指導の通知が届く