・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
地を割って百合一輪の頑固者アスファルトに今年も顔出す
春の地の強き息吹の雪割の草一輪の可憐な主張
朝っぱらから喧嘩して電車に乗る地底に沈む重石の重さで
黄金の 夕陽が滲む 地平線 神々しさが 力となりて
地図上で 旅の計画 立てた後 旅立つまでの 高鳴る気持ち
亡き伯父と幼き我の笑ってる 遊園地へ行った日の写真
地に足がついているまだついている下ばかり見て歩くひとりで
地が揺れて小さな孫の手を握り 父母小さく「西に逃げろ」と
僕にはね 君が一番 きれいだよ 地上に咲いた どの花よりも
地に足のつかぬがごとく産院の廊下歩みし親となりし日
地に涙溢れる度に懺悔する あなたの望みと違う進化を
しがみ付き 這いつくばって もうダメと 思えどそこに 地の塩はある
地下鉄のエスカレーター無視をして階段のぼり我が道を行く
北の地の春待つ想い格別で 会津の桜 高らかに咲く
遊園地をバックに撮ったモノクロに 父のほほ笑み初めて如き
この土地に人は何とか暮らしてる重さを皆で分け合いながら
地に目線 降ろして見れば 草花は 目覚めて 春はもうすでにそこ
二十日ぶりのこの地を潤す春雨に応えるように顔出す双葉
眠り誘う 心地良い揺れ 暖かさ 寝顔見られて 照れて俯く
天よ地よ流るる風よ教えてよ 生きてることの本当の意味
地球は紐付け宙に浮いている 祈り届かず離した手から
この夏も気温高いと予報出る地球沸騰解けない課題
一人でも 生きていけると 強がって 意地を張る母 背中小さく
絵の中で 六歳の子の 成人を寿(ことほ)ぐ家族 被災地の今
東日本大震災により幼き命を喪い、残された家族との成長を絶たれたお子さんの、成人した姿を描く画家の手により、ご家族と共に成人を祝う家族写真のように絵に残す活動をされている方を、番組で拝見しました
故郷から離れた土地の優しさに気づいたころに転勤の春
失恋のあとのわたしは廃駅できみの地図から消えてるだろう
畑地は緑絨毯蕗の薹家持ち帰り春の味食べて
悔しさの 涙を混ぜし 地固めは 7年を経て 高きを 支え
地の果てを 赤く染めゆく 夕焼けに 燃え尽きぬ火を 胸に宿して
地下鉄の階段上ればその先に昨日と違う今日が待ってる
大地震から十四年全ての犠牲者達に合掌
大好きな アニメを見ては 巡りたい 聖地への道 心が踊る
地を割って百合一輪の頑固者アスファルトに今年も顔出す
春の地の強き息吹の雪割の草一輪の可憐な主張
朝っぱらから喧嘩して電車に乗る地底に沈む重石の重さで
黄金の 夕陽が滲む 地平線
神々しさが 力となりて
地図上で 旅の計画 立てた後 旅立つまでの 高鳴る気持ち
亡き伯父と幼き我の笑ってる 遊園地へ行った日の写真
地に足がついているまだついている下ばかり見て歩くひとりで
地が揺れて小さな孫の手を握り
父母小さく「西に逃げろ」と
僕にはね 君が一番 きれいだよ 地上に咲いた どの花よりも
地に足のつかぬがごとく産院の廊下歩みし親となりし日
地に涙溢れる度に懺悔する
あなたの望みと違う進化を
しがみ付き 這いつくばって もうダメと 思えどそこに 地の塩はある
地下鉄のエスカレーター無視をして階段のぼり我が道を行く
北の地の春待つ想い格別で 会津の桜 高らかに咲く
遊園地をバックに撮ったモノクロに
父のほほ笑み初めて如き
この土地に人は何とか暮らしてる重さを皆で分け合いながら
地に目線 降ろして見れば 草花は 目覚めて 春はもうすでにそこ
二十日ぶりのこの地を潤す春雨に応えるように顔出す双葉
眠り誘う 心地良い揺れ 暖かさ
寝顔見られて 照れて俯く
天よ地よ流るる風よ教えてよ 生きてることの本当の意味
地球は紐付け宙に浮いている 祈り届かず離した手から
この夏も気温高いと予報出る地球沸騰解けない課題
一人でも 生きていけると 強がって
意地を張る母 背中小さく
絵の中で 六歳の子の 成人を寿(ことほ)ぐ家族 被災地の今
東日本大震災により幼き命を喪い、残された家族との成長を絶たれたお子さんの、成人した姿を描く画家の手により、ご家族と共に成人を祝う家族写真のように絵に残す活動をされている方を、番組で拝見しました
故郷から離れた土地の優しさに気づいたころに転勤の春
失恋のあとのわたしは廃駅できみの地図から消えてるだろう
畑地は緑絨毯蕗の薹家持ち帰り春の味食べて
悔しさの 涙を混ぜし 地固めは
7年を経て 高きを 支え
地の果てを 赤く染めゆく 夕焼けに
燃え尽きぬ火を 胸に宿して
地下鉄の階段上ればその先に昨日と違う今日が待ってる
大地震から十四年全ての犠牲者達に合掌
大好きな アニメを見ては 巡りたい
聖地への道 心が踊る