・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
まだ桜咲かぬ公園横切りて風に吹かれて行く春の道
あんなにも東京行きに憧れた幸せ待ってる気がした若き日
行くはずの季節が戻り山茶花も雪をかぶって空を見上げる
エンドウの 筋をとる手に 賭けてみる この恋の行くえ まだ知らぬ吾
行ってみたいね!はその場だけ グルメ番組は庶民の娯楽
行くときはバスで行った友の家歩いて帰った春感じつつ
スカイツリー見える交差点人力車旅行者が数多行き交う
煩悩や同行二人の遍路旅人在り無在り春の始まり
ラジオから 流行の歌 聞こえるが 思い出すのは 過去の情景
流行に乗ってあなたと話すため見分けのつかぬアイドルを推す
「行き先は駅から歩いて約二分」此処はどこだよ五分過ぎたぞ
銀行に入ったぼくの友だちは漫画じゃなくて新聞を読む
窓にもたれもの思う顔も連れ去って雪のかなたへ汽車は消え行く
喧嘩して 行くはずだった ディズニー·シー 友と行けずに 頓挫したまま
行き先が わからぬピアス 左耳 髪なびくたび 寂しさつのり
深い闇 行者な響き生きる今 運と偽り世界憐れむ
一週間黙りこくった翌朝に「行ってきます」で緊張ほぐれ
行儀良く 揃えた靴と 大きさに 成長を知る 春の玄関
親にとり 何が孝行 考える 笑顔で過ごし 笑顔を届け
見ないふり 君のLINEの行間に 二人の終わり挟まれている
北帰行 花を待たずに行く鳥を 背伸びして見る風の冷たさ
戦没者遺骨鑑定該当無し戦地へ慰霊に行きたし
もしぼくが行司だったら軍配を南南東に上げちゃうだろう
行き来する寒波に 翻弄される我らをよそに 春季の花は咲く
友からの「お久しぶり」の一行で 学舎(まなびや)の春 ふと蘇る
時刻表なしの幸せ行き列車は分かるようになっているから
行間を埋め尽くせない寂しさが便箋染める夜空に銀河
「行き先は風に聞いて」と蒲公英の綿毛は新たな地へと旅立つ
行き付けの店で カクテル呑み交わす ホワイトデーの晩に 夫と
この道を真っ直ぐ行けと言われたが何処で迷った五十度のずれ
ミッキーがほらスマイルとウィンクする前を行く子のカバンで揺れて
楽しみだ畑の手入れ種蒔いて野菜達待つ春光祈り
天丼を また食べに行く 約束を するとき母の楽しみ繋ぐ
チューリップ蕾そろいて行進をする如し 吾は口笛吹きたり
行く人の 流れを追いし 渋谷駅 友のおもかげ かわらず嬉し
歩み行く新たな道に幸(さち)あれと君の背中にエールを贈る
明日に飲むボトルコーヒー買いに行く床屋帰りの冴え返る午後
まだ桜咲かぬ公園横切りて風に吹かれて行く春の道
あんなにも東京行きに憧れた幸せ待ってる気がした若き日
行くはずの季節が戻り山茶花も雪をかぶって空を見上げる
エンドウの 筋をとる手に 賭けてみる この恋の行くえ まだ知らぬ吾
行ってみたいね!はその場だけ
グルメ番組は庶民の娯楽
行くときはバスで行った友の家歩いて帰った春感じつつ
スカイツリー見える交差点人力車旅行者が数多行き交う
煩悩や同行二人の遍路旅人在り無在り春の始まり
ラジオから 流行の歌 聞こえるが 思い出すのは 過去の情景
流行に乗ってあなたと話すため見分けのつかぬアイドルを推す
「行き先は駅から歩いて約二分」此処はどこだよ五分過ぎたぞ
銀行に入ったぼくの友だちは漫画じゃなくて新聞を読む
窓にもたれもの思う顔も連れ去って雪のかなたへ汽車は消え行く
喧嘩して 行くはずだった ディズニー·シー 友と行けずに 頓挫したまま
行き先が わからぬピアス 左耳
髪なびくたび 寂しさつのり
深い闇 行者な響き生きる今 運と偽り世界憐れむ
一週間黙りこくった翌朝に「行ってきます」で緊張ほぐれ
行儀良く 揃えた靴と 大きさに
成長を知る 春の玄関
親にとり 何が孝行 考える
笑顔で過ごし 笑顔を届け
見ないふり 君のLINEの行間に
二人の終わり挟まれている
北帰行 花を待たずに行く鳥を
背伸びして見る風の冷たさ
戦没者遺骨鑑定該当無し戦地へ慰霊に行きたし
もしぼくが行司だったら軍配を南南東に上げちゃうだろう
行き来する寒波に 翻弄される我らをよそに 春季の花は咲く
友からの「お久しぶり」の一行で 学舎(まなびや)の春 ふと蘇る
時刻表なしの幸せ行き列車は分かるようになっているから
行間を埋め尽くせない寂しさが便箋染める夜空に銀河
「行き先は風に聞いて」と蒲公英の綿毛は新たな地へと旅立つ
行き付けの店で カクテル呑み交わす ホワイトデーの晩に 夫と
この道を真っ直ぐ行けと言われたが何処で迷った五十度のずれ
ミッキーがほらスマイルとウィンクする前を行く子のカバンで揺れて
楽しみだ畑の手入れ種蒔いて野菜達待つ春光祈り
天丼を また食べに行く 約束を
するとき母の楽しみ繋ぐ
チューリップ蕾そろいて行進をする如し
吾は口笛吹きたり
行く人の 流れを追いし 渋谷駅
友のおもかげ かわらず嬉し
歩み行く新たな道に幸(さち)あれと君の背中にエールを贈る
明日に飲むボトルコーヒー買いに行く床屋帰りの冴え返る午後