・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
友からの「お久しぶり」の一行で 学舎(まなびや)の春 ふと蘇る
時刻表なしの幸せ行き列車は分かるようになっているから
行間を埋め尽くせない寂しさが便箋染める夜空に銀河
「行き先は風に聞いて」と蒲公英の綿毛は新たな地へと旅立つ
行き付けの店で カクテル呑み交わす ホワイトデーの晩に 夫と
この道を真っ直ぐ行けと言われたが何処で迷った五十度のずれ
ミッキーがほらスマイルとウィンクする前を行く子のカバンで揺れて
楽しみだ畑の手入れ種蒔いて野菜達待つ春光祈り
天丼を また食べに行く 約束を するとき母の楽しみ繋ぐ
チューリップ蕾そろいて行進をする如し 吾は口笛吹きたり
行く人の 流れを追いし 渋谷駅 友のおもかげ かわらず嬉し
風に乗り 湿った土の 香り立つ 新芽の息が 行く道に吹く
歩み行く新たな道に幸(さち)あれと君の背中にエールを贈る
明日に飲むボトルコーヒー買いに行く床屋帰りの冴え返る午後
友からの「お久しぶり」の一行で 学舎(まなびや)の春 ふと蘇る
時刻表なしの幸せ行き列車は分かるようになっているから
行間を埋め尽くせない寂しさが便箋染める夜空に銀河
「行き先は風に聞いて」と蒲公英の綿毛は新たな地へと旅立つ
行き付けの店で カクテル呑み交わす ホワイトデーの晩に 夫と
この道を真っ直ぐ行けと言われたが何処で迷った五十度のずれ
ミッキーがほらスマイルとウィンクする前を行く子のカバンで揺れて
楽しみだ畑の手入れ種蒔いて野菜達待つ春光祈り
天丼を また食べに行く 約束を
するとき母の楽しみ繋ぐ
チューリップ蕾そろいて行進をする如し
吾は口笛吹きたり
行く人の 流れを追いし 渋谷駅
友のおもかげ かわらず嬉し
風に乗り 湿った土の 香り立つ
新芽の息が 行く道に吹く
歩み行く新たな道に幸(さち)あれと君の背中にエールを贈る
明日に飲むボトルコーヒー買いに行く床屋帰りの冴え返る午後