2025-04-08

題『職業詠』

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題『自由詠』

夕暮れを走る電車の車窓から見える灯りに想い出ゆれて

17

題『落』

銀河から星が一粒落ちてきて賢治の手のひらオリオン巡る

16

題『白』

思い出を白いノートに書きとめてそっと開けば動きだす時間

15

題『見』

金継ぎの茶碗手にとり見つめては人と人ともこうありたいと

15

題『言』

この想い手紙にすれば悲しくて言葉にすればなお切なくて

15

題『自由詠』

さぁ来たぞ春本番だ急がなきゃ楽しいことをいっぱいしよう

14

題『話』

月を見てかぐやの話に君重ね帰り待つ身の侘しさ酒に

14

題『犬』

「待て」しても見えないところでズルをする　犬も人も似たり寄ったり

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題『街・町』

夕暮れに街の明かりがささやいて一人で見ゆる桜散るのを

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題『死』

静かすぎ死んでるような寝姿に頬をつついてつい確かめて