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触れるたび 愛を知るたび 鳴り止まぬ この心臓は あなたの虜
夫逝きひとりで歩く街並みはあなたマイナス1の風景
他人なら許せぬ言葉も笑いあう夫婦という名の絆の不可思議
痛む夜妻起こして腰さするて徹夜介抱大切な人
はからずも同じ言葉を唐突にハモる夫婦やスーパーの中
夫婦旅 離発着が 無事なれば 乱気流さえ 思い出に変え
奥さんはキッチン方に話しかけ夫婦経営カフェのカウンター
夫婦の日七月七日えらんだね俺が逝くまでもう会えないけど
夫婦して散歩の楽し縁切りの寺の風物花いちもんめ
傍目には似合いの夫婦に 見えてても いろいろあるのよ 寄り添う二人
あと何回触れるだろうか暗闇に抗うようにその手を探す
年老いた男女二人の掛け合いが 積年の夫婦を想起する
生きような夫と妻が父と母になり夫と妻になるまで
夫婦茶碗欠けて両方買い直す大きいピンク小さいみどり
年老いた夫婦の肩に桜散り 見ること願う来年もまた
婚姻に基づく夫婦の関係はつまらないわと君はのたまう
雨の日も台風の日も晴れの日も雪が降っても二人は夫婦
春風に揺れるあの日の夫婦茶碗あなたの指の跡探す午後
夫婦でも言えないことが有るんだよ番いの鳥の鳴く声遠く
肩を寄せ合う夫婦岩を見ていても思いは冷めてしまっていた
お互いに相手の愚痴を言うけれど なんだかんだ仲良い両親
寄り添いし夫婦の傘は今もここ開けばあの日の雨の匂いす
好きなもの 笑うポイントまで同じ 似た者夫婦なる 君と吾(われ)
つまらないことにこだわり肝心なことはおろそか 似た者夫婦
似ていると 思い暮らして だんだんに 違い見つけて 寄り添う夫婦
潮騒を二人で聞くのは最後だね 夫婦になれず一つになれず
一生に 一度選んだ 相手との 契りを交わす 夫婦の奇跡
記念日に夫婦茶碗を買ったのに使われないまま押し入れの中
末永い 幸せ願い 選んだは ほっこり和む 夫婦茶碗
「疲れたね」背中さすりしその指の節くれだって夫婦の年輪
多趣味なる 君との時間 楽しさを 幸を絆を 結びし夫婦
糟糠の妻失いて物言わぬ人となりたる父のしわぶき
決めかねる欠けてしまった夫婦茶碗買い替えるのは一つ?二つ?
夫婦の良さを知る前に逝った夫「ずっと一緒よ」と手を合わせる朝
連れ添ひて 夫婦共々 健やかに 金婚式を 迎へる祖父母
ナンバーの11−22いい夫婦 見るたび思ういついつまでも
付き合って18ヶ月チーズならちょうど熟成結婚すっか
夫婦とは 二人で一つと 語る母 父が空から 見守る朝に
えいえんの夫婦になってはじめての朝をひとあし先にむかえる
息子の出来は悪いが慎ましく慈愛溢るる父母夫婦
あれこれと文句を言っても最後には「ありがとう」と言う夫婦のルール
夫婦して桜見られる幸せが続くようにと願う春の日
触れるたび 愛を知るたび 鳴り止まぬ
この心臓は あなたの虜
夫逝きひとりで歩く街並みはあなたマイナス1の風景
他人なら許せぬ言葉も笑いあう夫婦という名の絆の不可思議
痛む夜妻起こして腰さするて徹夜介抱大切な人
はからずも同じ言葉を唐突にハモる夫婦やスーパーの中
夫婦旅 離発着が 無事なれば 乱気流さえ 思い出に変え
奥さんはキッチン方に話しかけ夫婦経営カフェのカウンター
夫婦の日七月七日えらんだね俺が逝くまでもう会えないけど
夫婦して散歩の楽し縁切りの寺の風物花いちもんめ
傍目には似合いの夫婦に
見えてても いろいろあるのよ
寄り添う二人
あと何回触れるだろうか暗闇に抗うようにその手を探す
年老いた男女二人の掛け合いが 積年の夫婦を想起する
生きような夫と妻が父と母になり夫と妻になるまで
夫婦茶碗欠けて両方買い直す大きいピンク小さいみどり
年老いた夫婦の肩に桜散り 見ること願う来年もまた
婚姻に基づく夫婦の関係はつまらないわと君はのたまう
雨の日も台風の日も晴れの日も雪が降っても二人は夫婦
春風に揺れるあの日の夫婦茶碗あなたの指の跡探す午後
夫婦でも言えないことが有るんだよ番いの鳥の鳴く声遠く
肩を寄せ合う夫婦岩を見ていても思いは冷めてしまっていた
お互いに相手の愚痴を言うけれど
なんだかんだ仲良い両親
寄り添いし夫婦の傘は今もここ開けばあの日の雨の匂いす
好きなもの 笑うポイントまで同じ 似た者夫婦なる 君と吾(われ)
つまらないことにこだわり肝心なことはおろそか 似た者夫婦
似ていると 思い暮らして
だんだんに 違い見つけて
寄り添う夫婦
潮騒を二人で聞くのは最後だね 夫婦になれず一つになれず
一生に 一度選んだ 相手との 契りを交わす 夫婦の奇跡
記念日に夫婦茶碗を買ったのに使われないまま押し入れの中
末永い 幸せ願い 選んだは
ほっこり和む 夫婦茶碗
「疲れたね」背中さすりしその指の節くれだって夫婦の年輪
多趣味なる 君との時間 楽しさを 幸を絆を 結びし夫婦
糟糠の妻失いて物言わぬ人となりたる父のしわぶき
決めかねる欠けてしまった夫婦茶碗買い替えるのは一つ?二つ?
夫婦の良さを知る前に逝った夫「ずっと一緒よ」と手を合わせる朝
連れ添ひて 夫婦共々 健やかに 金婚式を 迎へる祖父母
ナンバーの11−22いい夫婦 見るたび思ういついつまでも
付き合って18ヶ月チーズならちょうど熟成結婚すっか
夫婦とは 二人で一つと 語る母
父が空から 見守る朝に
えいえんの夫婦になってはじめての朝をひとあし先にむかえる
息子の出来は悪いが慎ましく慈愛溢るる父母夫婦
あれこれと文句を言っても最後には「ありがとう」と言う夫婦のルール
夫婦して桜見られる幸せが続くようにと願う春の日