・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
宅配便 いつも違った 人が来る 辞めていく人 ばかりなのかな
火星の空赤いと聞けば夕空を火星の空と想いてながむる
山里にたたずむお寺鳴り渡る平和を祈る釣り鐘のおと
高齢者老いたる犬と歩くみち未来の日本映すかがみか
浮かんでは消えてくことのはかなしと月みあげたりうたたねしたり
絶望的気分に似ている雨音よ結果の出ないネット投稿
朝散歩 駅への人波逆らいて隠居したいかしたくないのか
いつだって3ばっかりの通知表大人しくって優しい子です
ドライアイ目から出血鏡見て年をとるとはこういうことか
すみません チーズ牛丼 特盛の 温玉付きで お願いします
牡丹咲きもみじの新葉まだたおやかな皐月となりし吾が狭庭
炭酸を 飲みほす最後 空の青 体の中が 泡であふれる
一日の気力を全て使い切る「早く起きて!もう遅刻しちゃうよ!」
移り気のそぞろそぞろの春の恋嘘泣きしてもいいじゃないのと
ビートルズの歌の隙間に救急車のサイレンの音淋しく響く
何となく 過去のMV(エムブイ) 見ていると 込み上げてくる かつての未練
何もせず日がな一日ぼんやりと無我の境地か只のずぼらか
辛い日は気分を変えて夕暮れをいつもと違う場所で眺めて
くたびれた背広かけこむ夕暮れの電車よ愛であふれていてね
妖精が羽ばたくように降りしきる桜よ世界はピンクに染まる
マンモスを追う同期らを遠巻きに 迫る霜夜に火が起こせない
魂を こそと喰われる 心地して 吾が歌を読む 君の口もと
晴れし日の暑きをぼやく人在りて小言聴きつつゆつくり歩む
通勤の 電車の窓に 映る顔 冴えぬ表情 本当の自分
ポケットで飴玉溶ける感覚はさびしい人の心のかたち
アラ還で心と体に力が満ちて今こそ人生最高
今日からは数日母と二人きり父の手術の成功祈る
百人の人がいたなら百粒の涙は空に小夜に時雨に
別れても君はしっかり持っている僕のこころの永住権を
春風の運ぶ 藤の香 頬を撫で 袖を捲(まく)りし 通勤の朝
ブランコで世界の全てを揺らしたらヒーローにだってなれる気がした
独り居の寂しさいやす歌集よむ菜種梅雨ふる静かな午後は
からっぽの心を涙で満たしたら船を浮かべて空に歌おう
バス降りて 浴びる風に 温度差なく 優しき春に包まれて帰路
自由詠 題をどうする 決めかねて 暮れゆく空に 閃くを祈る
終電の過ぎ去るあとの踏切は世界の端っこみたいに静か
通勤路わきの公園 パーゴラの藤は咲きたる 初夏の到来
パーゴラとは、休憩所の格子状の屋根(棚)の名称です(^^)
花びらは舞って帽子から滑り落つ 子どものように独りはしゃぎたり
目の前に海と夕陽があったならあなたもやっぱり走り出します?
空黒く映る水溜り飛び越える子もよける子 も進め未来に
春の夜の 恵みの雨の 濡れし朝 花は開きて しずく輝けり
春愁の恋はおぼろにひとり夜のグラスの氷カタリとくずれ
小さき子の「ハピバスデー」と歌う声明るく弾ける児童公園
スマホ画面「いいね」の数が動くたび世界の政治が揺れる気がした
宅配便 いつも違った 人が来る 辞めていく人 ばかりなのかな
火星の空赤いと聞けば夕空を火星の空と想いてながむる
山里にたたずむお寺鳴り渡る平和を祈る釣り鐘のおと
高齢者老いたる犬と歩くみち未来の日本映すかがみか
浮かんでは消えてくことのはかなしと月みあげたりうたたねしたり
絶望的気分に似ている雨音よ結果の出ないネット投稿
朝散歩 駅への人波逆らいて隠居したいかしたくないのか
いつだって3ばっかりの通知表大人しくって優しい子です
ドライアイ目から出血鏡見て年をとるとはこういうことか
すみません チーズ牛丼 特盛の
温玉付きで お願いします
牡丹咲きもみじの新葉まだたおやかな皐月となりし吾が狭庭
炭酸を 飲みほす最後 空の青
体の中が 泡であふれる
一日の気力を全て使い切る「早く起きて!もう遅刻しちゃうよ!」
移り気のそぞろそぞろの春の恋嘘泣きしてもいいじゃないのと
ビートルズの歌の隙間に救急車のサイレンの音淋しく響く
何となく 過去のMV(エムブイ) 見ていると 込み上げてくる かつての未練
何もせず日がな一日ぼんやりと無我の境地か只のずぼらか
辛い日は気分を変えて夕暮れをいつもと違う場所で眺めて
くたびれた背広かけこむ夕暮れの電車よ愛であふれていてね
妖精が羽ばたくように降りしきる桜よ世界はピンクに染まる
マンモスを追う同期らを遠巻きに 迫る霜夜に火が起こせない
魂を こそと喰われる 心地して
吾が歌を読む 君の口もと
晴れし日の暑きをぼやく人在りて小言聴きつつゆつくり歩む
通勤の 電車の窓に 映る顔 冴えぬ表情 本当の自分
ポケットで飴玉溶ける感覚はさびしい人の心のかたち
アラ還で心と体に力が満ちて今こそ人生最高
今日からは数日母と二人きり父の手術の成功祈る
百人の人がいたなら百粒の涙は空に小夜に時雨に
別れても君はしっかり持っている僕のこころの永住権を
春風の運ぶ 藤の香 頬を撫で 袖を捲(まく)りし 通勤の朝
ブランコで世界の全てを揺らしたらヒーローにだってなれる気がした
独り居の寂しさいやす歌集よむ菜種梅雨ふる静かな午後は
からっぽの心を涙で満たしたら船を浮かべて空に歌おう
バス降りて 浴びる風に 温度差なく 優しき春に包まれて帰路
自由詠 題をどうする 決めかねて
暮れゆく空に 閃くを祈る
終電の過ぎ去るあとの踏切は世界の端っこみたいに静か
通勤路わきの公園 パーゴラの藤は咲きたる 初夏の到来
パーゴラとは、休憩所の格子状の屋根(棚)の名称です(^^)
花びらは舞って帽子から滑り落つ
子どものように独りはしゃぎたり
目の前に海と夕陽があったならあなたもやっぱり走り出します?
空黒く映る水溜り飛び越える子もよける子
も進め未来に
春の夜の 恵みの雨の 濡れし朝 花は開きて しずく輝けり
春愁の恋はおぼろにひとり夜のグラスの氷カタリとくずれ
小さき子の「ハピバスデー」と歌う声明るく弾ける児童公園
スマホ画面「いいね」の数が動くたび世界の政治が揺れる気がした