・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
あの頃は良かったと昭和を持ち上げられず私は今を生きてる
幼の日は昭和は延々続いてて終わりのこない時代に思えた
いつに間にか昭和が歴史になってゆく心の中の昭和はリアル
こんにちはと 歌うあの曲 そこかしこ 時代と共に 変わる価値観
昭和より時の止まって居るごとき山の廃屋雨に打たれて
ベーゴマを回す夢みし懐かしむ幼き昭和へと還りなむ
祖父の姉 生まれは大正 長寿なり 昭和平成令和と生きて
頑張れば良かった時代が過ぎてから武器を次々取り替えている
出征の兄を行くなと止めたのに帰らぬ人に父の戦争
遠い町 旅の途中の 繁華街 仄かに香る 昭和のにおい
平成に生まれたぼくが昭和へと馳せた思いの中に空洞
昭和の日あの時代には天皇が手を振るお姿ニュースで拝見
フィルターをかけてセピアの思い込み 私の生きた昭和は違う
懐メロを父の隣で聴いていたハワイ航路は夏のメロディー
待ち合わせ 駅の掲示板 書きなぐる 飽きる気持ちと 会いたい気持ち
銭湯の帰りの路地を照らしていた昭和時代のでっかい夕日
錆ついた自転車こいでギイギイと昭和の歌を口ずさみゆく
昭和百年戦争の無い平和な世界の節目の年へ
不便でも物がなくても未来への希望があふれた昭和の時代
悲惨なる 戦争を知る 平和をと 昭和も現在(いま)も 変わらぬ願ひ
公園の昭和なブランコ漕ぎ出すと時間が後ろへ流れる気がした
6勤が当たり前なりわずか間見つけ遊んだ昭和の時代
昭和にも スマホがあれば 病床の祖父と一緒に 観たかった動画
物置きに取り残されし黒電話君との語らい昭和の記憶
吹き抜けし昭和の風は熱かったむさ苦しくて爛れる程に
昭和には空を泳ぐ鯉のぼり一軒二軒と減り 虚しい令和
団塊に君は昭和を知ってるかと歴史が問えば俯くだろう
カピカピの袖口飾る鼻垂れの前だけ見つめた昭和の勲章
母の持つテンプターズのレコードに昭和の風が渦巻いている
昭和より残る鉄橋赤錆びて夕焼け空に星ひとつ見ゆ
コーラ飲みポパイ片手にバイク乗りロックンロール昭和の匂い
指入れて 回して遊ぶ 黒電話 昭和レトロと 無縁の孫が
昭和から 令和の今も 変わらずに 子どもに愛されし ドラえもん
荒廃と発展同居した昭和善しも悪しくもさまざまな夢
キャンディーズ誰が好きかで議論する居酒屋の輪に吾も入りたし
水光る暮れゆく春の田圃道角の電燈昭和のあかり
青春を平成時代に過ごしたが土曜日通学昭和の生まれ
昭和の日 縁側に風吹き抜けて風鈴鳴れば祖母の面影
あの頃は良かったと昭和を持ち上げられず私は今を生きてる
幼の日は昭和は延々続いてて終わりのこない時代に思えた
いつに間にか昭和が歴史になってゆく心の中の昭和はリアル
こんにちはと 歌うあの曲 そこかしこ 時代と共に 変わる価値観
昭和より時の止まって居るごとき山の廃屋雨に打たれて
ベーゴマを回す夢みし懐かしむ幼き昭和へと還りなむ
祖父の姉 生まれは大正 長寿なり
昭和平成令和と生きて
頑張れば良かった時代が過ぎてから武器を次々取り替えている
出征の兄を行くなと止めたのに帰らぬ人に父の戦争
遠い町 旅の途中の 繁華街 仄かに香る 昭和のにおい
平成に生まれたぼくが昭和へと馳せた思いの中に空洞
昭和の日あの時代には天皇が手を振るお姿ニュースで拝見
フィルターをかけてセピアの思い込み 私の生きた昭和は違う
懐メロを父の隣で聴いていたハワイ航路は夏のメロディー
待ち合わせ 駅の掲示板 書きなぐる 飽きる気持ちと 会いたい気持ち
銭湯の帰りの路地を照らしていた昭和時代のでっかい夕日
錆ついた自転車こいでギイギイと昭和の歌を口ずさみゆく
昭和百年戦争の無い平和な世界の節目の年へ
不便でも物がなくても未来への希望があふれた昭和の時代
悲惨なる 戦争を知る 平和をと 昭和も現在(いま)も 変わらぬ願ひ
公園の昭和なブランコ漕ぎ出すと時間が後ろへ流れる気がした
6勤が当たり前なりわずか間見つけ遊んだ昭和の時代
昭和にも スマホがあれば 病床の祖父と一緒に 観たかった動画
物置きに取り残されし黒電話君との語らい昭和の記憶
吹き抜けし昭和の風は熱かったむさ苦しくて爛れる程に
昭和には空を泳ぐ鯉のぼり一軒二軒と減り
虚しい令和
団塊に君は昭和を知ってるかと歴史が問えば俯くだろう
カピカピの袖口飾る鼻垂れの前だけ見つめた昭和の勲章
母の持つテンプターズのレコードに昭和の風が渦巻いている
昭和より残る鉄橋赤錆びて夕焼け空に星ひとつ見ゆ
コーラ飲みポパイ片手にバイク乗りロックンロール昭和の匂い
指入れて 回して遊ぶ 黒電話
昭和レトロと 無縁の孫が
昭和から 令和の今も 変わらずに 子どもに愛されし ドラえもん
荒廃と発展同居した昭和善しも悪しくもさまざまな夢
キャンディーズ誰が好きかで議論する居酒屋の輪に吾も入りたし
水光る暮れゆく春の田圃道角の電燈昭和のあかり
青春を平成時代に過ごしたが土曜日通学昭和の生まれ
昭和の日 縁側に風吹き抜けて風鈴鳴れば祖母の面影