・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
キッチンの窓を開ければ木の緑少し手を止めまた皿洗う
お天気で山の緑はその日ごと違う緑になりて春日
いつからか君の背中を見失い緑の森にひとり彷徨う
花散った ジュリアンアリー 葉だけが 花咲く様に 緑々と育ち
森の中のライブに行けば演奏や歌声までも緑に染まる
花柄の小箱が並ぶ道みちは緑葉にあふれ咲くつつじかな
黒髪を古風だろうか染めもせず艶をほどけばみどりとぞなん
新緑の 季節に香る 沈丁花 甘い匂いが 陽気を告げる
みどり散る 背中まるめた 父の目に 母が育てた アネモネゆれて
緑色に澱んだ池に群れをなす南国生まれの外来魚かな
緑色のアプリLINE 開ければ 仲間と繋がり 心繋がる
雨に濡れ緑の雫の光る街 魚類のようにスイスイとゆく
窓際で 風に揺られる 緑葉に 微笑みながら 話しかけてる
君の手紙川風に乗り来たる緑陰に橋が隠れたり
白蝶の睦(ムツ)れる日なか緑道の廃線跡に故郷(サト)をしのびぬ
五月晴れ真鯉緋鯉に追いつけと緑の鯉が元気に泳ぐ
五月晴れ 緑風を浴び さえずりし声 欹(そばだ)てる 朝のベランダ
公園に突然に襲った春雷は緑の香りと 陽気さ連れ去り
緑の風の吹く街をわたしはてるてる坊主のように煽られて
景品でもらった緑のマグカップ 使われないまま あの人を待つ
緑風は焼けた草木もなびかせて芽吹く力を与へ過ゆく
いつからか見えなくなった ビー玉の中に広がる緑の宇宙
畑仕事汗して戻れば母淹(イ)れし緑茶一口染みいる旨(ウマ)さ
緑って健康平和のイメージでそのくせ青に間違えられたり
青い空 緑の芝生 寝転んで 雲を数えて ふと君思う
さみどりの木洩れ日そよと足に落ち踏みしめゆくはモザイクの道
かき氷 好みはどちらも 緑色 吾子メロン味 吾抹茶味
信号は緑に変わりちょっとだけ長くてなんか褒めてほしそう
かおる風 ささやく木々と あたたかな 光に遊ぶ みどり子と君
風吹けば緑色から光色立夏の庭木はしゃいで色変え
新緑の林の中で深呼吸 木漏れ日浴びて透けてしまいそう
緑陰(リョクイン)に牛が草食(ハ)む昼下がり遠くかすかに笛の音聞こゆ
木洩れ日が作る緑の影踏んで遊ぶ子らの声碧天に舞う
緑なす故郷に帰るすべはなくせめて開くはグーグルマップ
ユニクロの緑のチェックシャツを着て風薫る街を自転車で行く
キッチンの窓を開ければ木の緑少し手を止めまた皿洗う
お天気で山の緑はその日ごと違う緑になりて春日
いつからか君の背中を見失い緑の森にひとり彷徨う
花散った ジュリアンアリー 葉だけが
花咲く様に 緑々と育ち
森の中のライブに行けば演奏や歌声までも緑に染まる
花柄の小箱が並ぶ道みちは緑葉にあふれ咲くつつじかな
黒髪を古風だろうか染めもせず艶をほどけばみどりとぞなん
新緑の 季節に香る 沈丁花 甘い匂いが 陽気を告げる
みどり散る 背中まるめた 父の目に 母が育てた アネモネゆれて
緑色に澱んだ池に群れをなす南国生まれの外来魚かな
緑色のアプリLINE 開ければ
仲間と繋がり 心繋がる
雨に濡れ緑の雫の光る街 魚類のようにスイスイとゆく
窓際で 風に揺られる 緑葉に
微笑みながら 話しかけてる
君の手紙川風に乗り来たる緑陰に橋が隠れたり
白蝶の睦(ムツ)れる日なか緑道の廃線跡に故郷(サト)をしのびぬ
五月晴れ真鯉緋鯉に追いつけと緑の鯉が元気に泳ぐ
五月晴れ 緑風を浴び さえずりし声 欹(そばだ)てる 朝のベランダ
公園に突然に襲った春雷は緑の香りと
陽気さ連れ去り
緑の風の吹く街をわたしはてるてる坊主のように煽られて
景品でもらった緑のマグカップ 使われないまま あの人を待つ
緑風は焼けた草木もなびかせて芽吹く力を与へ過ゆく
いつからか見えなくなった ビー玉の中に広がる緑の宇宙
畑仕事汗して戻れば母淹(イ)れし緑茶一口染みいる旨(ウマ)さ
緑って健康平和のイメージでそのくせ青に間違えられたり
青い空 緑の芝生 寝転んで 雲を数えて ふと君思う
さみどりの木洩れ日そよと足に落ち踏みしめゆくはモザイクの道
かき氷 好みはどちらも 緑色
吾子メロン味 吾抹茶味
信号は緑に変わりちょっとだけ長くてなんか褒めてほしそう
かおる風 ささやく木々と あたたかな 光に遊ぶ みどり子と君
風吹けば緑色から光色立夏の庭木はしゃいで色変え
新緑の林の中で深呼吸
木漏れ日浴びて透けてしまいそう
緑陰(リョクイン)に牛が草食(ハ)む昼下がり遠くかすかに笛の音聞こゆ
木洩れ日が作る緑の影踏んで遊ぶ子らの声碧天に舞う
緑なす故郷に帰るすべはなくせめて開くはグーグルマップ
ユニクロの緑のチェックシャツを着て風薫る街を自転車で行く