・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
天上に散らばる星はこの街とつながる宇宙を教えてくれる
人間は星の欠片で出来ているだから時々宇宙が恋しい
昔はね赤い彗星おじさんが どうだっていい面白いから
憧れの 人の人生 例えれば さながら夜に 瞬く星だ
星空をくじらは泳ぐその腹に小さな命の銀河抱えて
満天の星 こぼれ落ちそで 手を出せば ひとかけくらい 受けれぬものか
淋しさに星の光は丁度よく染みわたってくるワインみたいに
夜の星は心の止まり木じっと見て疲れ癒して明日へ向かう
人間は星の欠片で出来ている星座の群れから離れし一つ
輝きを忘れた石でも星と呼び内ポケットで自由にさせる
この地球(ほし)の生きとし生けるものたちの穏やかな生を朝夕祈る
遺骨収集減り遺族は待つ南十字星の彼方
流星に 願いを込めて叶わずに それでも祈る人の弱さよ
満天の星空を見上げたら「ああ綺麗。」と独り声を漏らすだろう
「スターになりたいから」と言って サインに星を描く君の背ばかり見つめていた
よく見れば星ではなくてよく見れば夜でもなくて 縛られている
あの星も きっとなにかが 住んでいて 足跡香る 星の数だけ
山あいの夕焼雲を見てをれば「巨人の星」の父の声聞ゆ
あの夜に 二人名づけた星の名を 一人つぶやく風にまぎれて
病室を出れば木枯し「PRIDE」を口ずさみ見る星と三日月
来客は澄んだ夜空を絶賛し誰も知らない 流星群語る
旅の帰途 車を停めて 郊外の 満天の星 蛙(かわず)鳴く声
あの星は どこまで流れていくのだろ 思いは馳せて儚く消えて
流れ星見つけるたびに一度だけ君の名前を呼んでみる癖
人びとは星を標に旅をした今の我らの星とは何か
帰ります午後の列車でふるさとのあの星をまた君と見るため
幼き日家族四人の帰り道一番星を見つけてはしゃぎ
星だけで月がなくても明るい夜 星月夜って素敵な季語だ
六月に 輝く星に なった父 七夕に孫 生まれかわりに
大停電闇への怖れが消えるほど夜空に輝く星の多さよ
天上に散らばる星はこの街とつながる宇宙を教えてくれる
人間は星の欠片で出来ているだから時々宇宙が恋しい
昔はね赤い彗星おじさんが どうだっていい面白いから
憧れの 人の人生 例えれば さながら夜に 瞬く星だ
星空をくじらは泳ぐその腹に小さな命の銀河抱えて
満天の星 こぼれ落ちそで 手を出せば ひとかけくらい 受けれぬものか
淋しさに星の光は丁度よく染みわたってくるワインみたいに
夜の星は心の止まり木じっと見て疲れ癒して明日へ向かう
人間は星の欠片で出来ている星座の群れから離れし一つ
輝きを忘れた石でも星と呼び内ポケットで自由にさせる
この地球(ほし)の生きとし生けるものたちの穏やかな生を朝夕祈る
遺骨収集減り遺族は待つ南十字星の彼方
流星に 願いを込めて叶わずに それでも祈る人の弱さよ
満天の星空を見上げたら「ああ綺麗。」と独り声を漏らすだろう
「スターになりたいから」と言って
サインに星を描く君の背ばかり見つめていた
よく見れば星ではなくてよく見れば夜でもなくて 縛られている
あの星も きっとなにかが 住んでいて
足跡香る 星の数だけ
山あいの夕焼雲を見てをれば「巨人の星」の父の声聞ゆ
あの夜に 二人名づけた星の名を 一人つぶやく風にまぎれて
病室を出れば木枯し「PRIDE」を口ずさみ見る星と三日月
来客は澄んだ夜空を絶賛し誰も知らない
流星群語る
旅の帰途 車を停めて 郊外の 満天の星 蛙(かわず)鳴く声
あの星は どこまで流れていくのだろ 思いは馳せて儚く消えて
流れ星見つけるたびに一度だけ君の名前を呼んでみる癖
人びとは星を標に旅をした今の我らの星とは何か
帰ります午後の列車でふるさとのあの星をまた君と見るため
幼き日家族四人の帰り道一番星を見つけてはしゃぎ
星だけで月がなくても明るい夜 星月夜って素敵な季語だ
六月に 輝く星に なった父
七夕に孫 生まれかわりに
大停電闇への怖れが消えるほど夜空に輝く星の多さよ