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江戸の世に藩主見送りし江戸橋古に思いを馳せる
さあ行けと列車を渡す鉄橋は日輪仰ぎ背骨軋ます
この橋を渡ればきっと母が待つ 夫に起こされ今夜も会えずに
暮れなずむ夕空は澄み白き月 空梅雨の間の帰路の陸橋
夢の中君がたたずむ橋の上僕も真似して川面眺める
吊り橋を渡り始めは堂々と直ぐに真っ青君のリードす
歩道橋みんな平気で歩くけど 微妙に揺れて船酔いしそう
初盆を終えて見渡す里の橋 秋には家族と共にと思う
切なさが今も込み上げ嗚咽する 一人で渡る夕暮れの吊り橋
いたずらを謝る如く 土砂降りは止みて 公道には虹の橋
君と僕間を流る広い河どこかに橋はないかと探し
引っ越しのまえに徹夜で読みかえす高橋留美子のうる星やつら
君のこと置き去りにしては渡れない次の世界へゆく思案橋
竜神よ鎮まりたまえ橋桁の際まで荒き水迫り来る
月光で 輝く水が 押し寄せる 溺れる心 橋上に立つ
雨上がりテレビ画面の虹の橋明日は晴れてまた暑くなる
もし君の行く手に悪路(あくろ)あるならばこの身横たえ橋になりたい
虹の橋渡ったミケよ来世でもぼくら絶対家族だからね
江戸の世に藩主見送りし江戸橋古に思いを馳せる
さあ行けと列車を渡す鉄橋は日輪仰ぎ背骨軋ます
この橋を渡ればきっと母が待つ
夫に起こされ今夜も会えずに
暮れなずむ夕空は澄み白き月
空梅雨の間の帰路の陸橋
夢の中君がたたずむ橋の上僕も真似して川面眺める
吊り橋を渡り始めは堂々と直ぐに真っ青君のリードす
歩道橋みんな平気で歩くけど
微妙に揺れて船酔いしそう
初盆を終えて見渡す里の橋 秋には家族と共にと思う
切なさが今も込み上げ嗚咽する
一人で渡る夕暮れの吊り橋
いたずらを謝る如く 土砂降りは止みて 公道には虹の橋
君と僕間を流る広い河どこかに橋はないかと探し
引っ越しのまえに徹夜で読みかえす高橋留美子のうる星やつら
君のこと置き去りにしては渡れない次の世界へゆく思案橋
竜神よ鎮まりたまえ橋桁の際まで荒き水迫り来る
月光で 輝く水が 押し寄せる
溺れる心 橋上に立つ
雨上がりテレビ画面の虹の橋明日は晴れてまた暑くなる
もし君の行く手に悪路(あくろ)あるならばこの身横たえ橋になりたい
虹の橋渡ったミケよ来世でもぼくら絶対家族だからね