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急激に湿度が上がりくそ熱い今年の梅雨はどこ行ったんだ
定休日の店へ行ってしまう度声かけしてくれた母思い出し
夏の夜の 儚さ映す 手の中の 線香花火 束の間の夢
秒針の 時刻む音が 残された 吾の半生 思い馳せらす
早朝に見つけた花を自慢げにLINEで送る相手は二人
昨日とかその昨日とか飲み会でぼくはまとめて金を払った
満月も震わすほどに泣いていた君が今では双子の母に
雨は好きではないけれど今の時季必要なのはまとまった雨
働けば働くほどに年金の振込額が減らされていく
歩いては食べて歩いて少し寝てお休みの日は象になりきる
梔子(クチナシ)の香を乗せ 夏の香を乗せて 君の頬と髪を撫でる風
子の願い託されし てるてる坊主 ご利益か ほぼ降らぬ五月雨(さみだれ)
夕餉(ゆうげ)前 ベランダに出(い)で 読むスマホ 梅雨晴れの間に 浴びる涼風
梅雨よりも先駆ける夏日の気温 蚊取り線香 薫る坂道
ぐんぐんと暑さに負けず歩くため買ったスニーカー最新モデル
エアコンはなかったけれど夏空の星を数えて涼んだ二人
サイダーをゲップ吐きつつ仰ぎ飲む空は青空われも青空
高みにて優雅にキリンは俯いて二足歩行のわれを見下す
急激に湿度が上がりくそ熱い今年の梅雨はどこ行ったんだ
定休日の店へ行ってしまう度声かけしてくれた母思い出し
夏の夜の 儚さ映す 手の中の 線香花火 束の間の夢
秒針の 時刻む音が
残された 吾の半生 思い馳せらす
早朝に見つけた花を自慢げにLINEで送る相手は二人
昨日とかその昨日とか飲み会でぼくはまとめて金を払った
満月も震わすほどに泣いていた君が今では双子の母に
雨は好きではないけれど今の時季必要なのはまとまった雨
働けば働くほどに年金の振込額が減らされていく
歩いては食べて歩いて少し寝てお休みの日は象になりきる
梔子(クチナシ)の香を乗せ 夏の香を乗せて 君の頬と髪を撫でる風
子の願い託されし てるてる坊主 ご利益か ほぼ降らぬ五月雨(さみだれ)
夕餉(ゆうげ)前 ベランダに出(い)で 読むスマホ 梅雨晴れの間に 浴びる涼風
梅雨よりも先駆ける夏日の気温 蚊取り線香 薫る坂道
ぐんぐんと暑さに負けず歩くため買ったスニーカー最新モデル
エアコンはなかったけれど夏空の星を数えて涼んだ二人
サイダーをゲップ吐きつつ仰ぎ飲む空は青空われも青空
高みにて優雅にキリンは俯いて二足歩行のわれを見下す